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322: 本当にあった怖い名無し 2019/02/07(木) 23:50:45.45 ID:Aaa22wgY0
ほんのり不思議でなんとなく嬉しかった話。

私の祖父母は長野県出身で、御嶽山で修験道をする御嶽教の神官だったそう。
曽祖父と曽祖母も修験者で、祖父も在野にいつつ山に入ったりしてたらしい。
祖父はわたしが生まれる前に病気で亡くなっている。
曽祖母は、神様や亡くなった人を手のひらに下ろして話をさせるのが得意だったらしく、自分より先に亡くなってしまった祖父を呼んで家族全員の前で話をさせたらしい。
そんな話を小さい頃から聞いていたけど、自分が何かを体験したわけじゃないから、親戚や親が「あの時(祖父が手のひらに下されて話した時)はすごかったよねー」とかいう身内の不思議あるあるトークについていけなくて辛かったw

ここからがほんのり不思議で嬉しかった話。
大人になり、学生の傍らスナックでバイトをしていた。その際、お客さんに自称霊能力者という人がきた。スーツにグラサンでめちゃくちゃ怪しい風貌だった。
新参者だったので挨拶がてらお酒を作りに行くと、「君にはすごく強いものがついている、管狐だね」と言われて、驚いた。
なぜなら、祖父が亡くなったあと、曽祖母の手のひらに下されたというとき
「俺は若くして家族を置いて死んでしまい、大変無念だ。けれど神さまにお役目をいただいたので、それを一生懸命にやり遂げることにする。これからは飯綱大権現さまのお使いの天狗となって仕事をするので、何かあったら呼んでほしい。」
と言っていた話を聞いていたから。
飯綱大権現とは長野市の辺りで信仰されてるえらい天狗の神様で、管狐という狐に乗っていたり操ったりしているらしい。

もしかしておじいちゃん、自分の管狐を一匹私のところに寄越して守ってくれてるのかなぁー。と思ったらなんだか嬉しくなった。
それからは何度かおじいちゃんのいるらしい飯綱山に登った。特に不思議なことは起きてないけど、見守ってくれてんのかなー。と思いつつ。
オチがなくてすいません。