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180: 本当にあった怖い名無し 04/12/28 14:14:37 ID:JK6fzQ5x
昔、親子3人の旅行で箱根経由で長野向かったときに箱根越えの途中、車のブレーキが効かなくなったんだ
山の中で上下の激しい中、急にそうなったもんだから怖かったよ
もうちょっとだからってサイドブレーキ引き引き走ってみたけどとうとう諦めて停車したんだ、
そしたら親切な親子が止まってくれてブレーキオイルが沸騰したんじゃないかって、言ってくれた
ずばり的中で、冷ましてから蓋閉めなおしたら、まともに走れるようになった

ヒヤヒヤしてホテルに到着したとき、部屋に入って俺が見つけたのは3本の、4分の1ほどに折れた線香だった
ホテルで清掃も終ったはずなのに、なんで線香が?
あのまま停車せずに走り続けた時の運命を暗示していたのだろうか
その瞬間、ちょっとゾっとしたのを覚えてる

188: 本当にあった怖い名無し 04/12/28 16:21:57 ID:Gmw8lK9f
>>180
怖すぎ

123: 本当にあった怖い名無し 04/12/26 21:45:14 ID:lBjcgxkr
予定より少し遅れていたので、暗くなりかけていた。
まぁ、遅れても超過勤務手当てがつくので構わないのだが、暗くなる前にあの不気味な家への配達を終わらせたいのが本音だった。
その家はドアの横に小窓がついていて、そこから郵便物を投函する。
大きい郵便物は入らないし、家の中で犬を飼ってるらしく郵便物を入れようとすると犬が近寄ってくる。
ドアの小窓がついてる部分は下部がすりガラスになっていて、犬がドアに体当たりしてくるのが見える。
裏手にまわると勝手口が板で封鎖してあって、すべての窓は雨戸が閉められている。
なんとなく気持ち悪くて、いつも郵便物を半分差し込んで早々に退散してた。

124: 本当にあった怖い名無し 04/12/26 21:46:55 ID:lBjcgxkr
空模様も怪しくなってきたので、少しコースを変えて先にその家に向かうことにした。
いつもの通り、郵便物を小窓に差し込もうとした時、「ドンッ」ドアに大きな物がぶつかる音がした。
犬の体当たりの音にしては大きい。
犬が吠える声もしないし…何だろう?すりガラスを見てみた。
黒いシルエットが後ろに後退りしている。
犬じゃないみたいだ。思った瞬間、「ドンッ」すりガラスに張りつく黒いもの…
人間だ!髪の長い女の顔。

すりガラスごしでもわかる。
あわてて逃げた。
動揺しながら配達を全部終えて局に戻る途中、あることに気付いた。
あれは、あの女がドアにぶつかってきたんじゃない。
誰かがあの女をドアに投げつけていたんだと。

犯罪の匂いがしたので、局に戻って上司に報告した。
上司から返ってきた言葉は、
「あそこ半年前に転居届出てるぞ。知らなかったのか?」

81: 本当にあった怖い名無し 04/12/25 18:50:02 ID:HEBcdfuV
今から10年くらい前に自分が体験した話をします。
友達の家に集まり遊んだついでに3人でドライブに行きました。
目的もなく車を走らせ、くだらない話をしながら田舎の風景を楽しみ、夕暮れに差し掛かかった時です。

運転していたAが急に話をやめました。
助手席にいた俺もその直後に沈黙しました。
50メートルほど前方、道路の脇に続くあぜ道に白っぽいものがあってそれが動いているんです。
その場にいたら”ありえないもの”であるのは誰もが一目瞭然で、薄暗い夕方なのにまるで二重写しみたいに不自然なくっきりした目立ち方をしています。
Aは急ブレーキをかけた数秒後、「あぁ・・」とつぶやき、急発進。
前にいるそれを早く視界から消したかったのでしょう、ところがその白いものに近づくにつれてますます俺の恐怖は加速しました。
それは人の形をしていましたが、顔も無いのっぺりした人形のようで、輪郭もどこかおかしく、変なバンザイをするようなポーズで歩いていました。
でも足の動き方が歩き方と歩調がとれておらず、その場でふわふわと足踏みをしているのに、滑るように歩いて(?)いるんです。
それはあまりにも異様な様子で、ものすごく怖かったです。

82: 本当にあった怖い名無し 04/12/25 18:50:40 ID:HEBcdfuV
それを見つけてからふり切るまで、数分の出来事でしたが、三人ともしばらく黙っていました。
Aの「さっきの・・・、何?」を切り口に
「なんだあれ!!」
「まじか?!」
「すげえ、見ちまった!!」
と二人で込み上げてくる感情を吐き出したのですが、後ろにいたBはずっと黙ったままで元気がないので、今日はこれでお開きにしようといって解散しました。

関係ないと思うのですが後日談もあります。その数日後、Bは飲酒運転で停車しているクレーン車に激突し、重体になりました。
Bはふだんから酒乱気味だったのでAも俺もアレのせいだとは思っていませんでしたが、集中治療室の前でその話が出た時、すごく怖かったのを覚えています。
ただ、Bはその後、脳に重い障害が残ってしまい、アレを三人で見た時のことをまったく覚えていませんでした。
そしてこの件のことで気まずくなってしまい、三人で集まることがなくなり、今は完全に疎遠になっています。

191: 1/3 04/12/28 19:35:12 ID:LAYEJPo5
中学時代の友人の家が、所謂「出る」家でした。
彼の家に遊びに行くと、誰もいないはずの部屋から足音が聞こえたり本棚からいきなり本が音を立てて落ちて来たり台所の蛇口が誰も触らないのにひねられたり、と云うのは私も体験しました。
その他にも、妹(結構萌えな美人)の部屋のサッシがいきなり音を立てて閉まったり階段を上り下りする音が一晩中続いたりした事もあったそうです。
今思うと気味が悪いのは、気が弱い私は彼の家で怖い目に遭う度、「もう2度とヤツの家には遊びに行かない!」と心に誓うのですが、なぜか誘われると、またノコノコと彼の家の門をくぐってしまうのです。

ある時、また怪奇現象が起こりました。
2階にある彼の部屋にいたのですが、またはっきりと、トントントン・・・と誰かが上って来る足音が聞こえ、隣の和室の襖がスーっと開く音が聞こえます。
そして、まるで、帚で畳を掃くようなサッサッサッ・・・と云う音。
5分間ぐらい続いたでしょうか、やがてまた襖の開く音、階段を降りる音。
その時は4人でマンガを読んでいたのですが、別の友人に、今の聞いたか?と訪ねると、彼も蒼い顔をしてうなずきました。

192: 2/3 04/12/28 19:36:05 ID:LAYEJPo5
それにしても、その家に住んでいる友人は、怖くないのかと不思議に思い、ある時尋ねてみると、怖くない、と答えました。
慣れた、と云うのもあるかも知れないが、その「ユーレイ」に、なんだか親近感みたいなものを感じる、と言います。
家族全員そうだそうです。
私は、彼の家に棲んでいる何者かは、座敷童子ではないのかと冗談半分で考える様になりました。
帚で部屋を掃除したり、いたずらはするが、住人に愛情を持たれている。
だから、彼の家はあんなに裕福で、幸せそうなんだ・・・。
彼との交友は高校生まで続きましたが、大学生になってからはお互いのライフスタイルが違ってしまった事もあり、疎遠になりました。

最後に会ったのは彼の結婚パーティでした、酔った私は彼に、「おまえんち、まだ出るの?ザシキワラシ」と聞いてみました。
ずっと気になっていたのです。
すると彼は、「ああ、それがさ、最近、出ないんだよ、ホント、最近になって。」と、不思議そうに答えました。

193: 3/3 04/12/28 19:36:56 ID:LAYEJPo5
それから4、5年も経った時でしょうか。
私も結婚して、実家から電車で2時間程の土地で暮らしていましたがお盆で帰った時に、偶然別の同級生に会いました。
やあやあ、と云う感じで近くの居酒屋に入り、旧交を暖める事にしました。
彼はずっと地元で暮らしていて、同級生の消息に詳しく、あいつはもう3人の子持ちだ、あいつは・・・等いろいろ教えてくれるのです。
私は、「ザシキワラシは?あいつ、長男だからまだあの家に住んでるんじゃないのか?」と、尋ねてみました、
するとそいつは、意外だ、と言わんばかりの顔をして、
「なんだ、お前、知らなかったのか?彼の家、破産して夜逃げしたんだよ・・・」

なんでも、彼は大学卒業後、父親の経営する会社に勤めていたそうですが、結婚前後(つまり座敷童子がいなくなった頃)から今まで順調だった父親の会社が、何故かみるみるうちに業績が落ち、あっと云う間に倒産したそうです。
私が憧れた、素晴らしい家庭は崩壊し、それぞれ落ち延びていったそうです。

遠野物語の中で語られる座敷童子は、その家が傾く時、姿を消したそうですが、まるで彼の家に現れた怪異は、遠野物語の座敷童子伝説そのものです。
では本当に彼の家に居たのは、ザシキワラシだったのでしょうか?
私が今もって不思議に思う体験でした。
長文、乱文多謝々々

194: 本当にあった怖い名無し 04/12/28 19:52:30 ID:Ufeb6uQ+
いつの頃からか、左目から涙が出なくなった。
大学の時の友人に同じ症状の奴がいた。
子供の頃ふすまの間から恐いものを見て以来、片目から涙が出なくなったそうだ。
俺は恐いもの見た記憶もないし、精神的なもんじゃないと思ってた。

ある日、夜中に腹が減ってコンビニに行った。
下宿からは踏み切りを越えないとコンビニに行けない。
運悪く踏み切りが閉まっていた。時間的に最終電車が通る時間。
踏み切りを待ってるのは俺一人。
踏み切りの向こう側は一本道になっている。
カンカンカン。
警笛だけが寂しく響く。

195: 本当にあった怖い名無し 04/12/28 19:53:46 ID:Ufeb6uQ+
電車が通過する。
一分とかからない。
電車が通り過ぎたが、俺はその場に立ちつくした。
女がいた。
突然そこに現われたように。
俺の左目から涙が流れ落ちた。
女はうつむいている。
ゆっくりと頭をあげようとしている。

ミテハイケナイ。
直感的に感じた。
振り向きもせずに逃げた。
多分、俺はあいつの正体を知っている。
遠い昔に見ている。
だが、思いだす気にはなれない。

197: 本当にあった怖い名無し 04/12/28 20:25:37 ID:M43bslVQ
>>194-195
(・∀・)イイ!!

219: 本当にあった怖い名無し 04/12/29 23:59:45 ID:98bpAsLl
私が小学校低学年の時の話なんだけど、今でもよく覚えてる。
共働きだったりする親が、学校から帰った小学生を預ける・・・って感じの「学童保育」ってものがあった。
私は1年間しか通わなかったんだけど、今でもまだやってるみたい。
その学童保育は土日以外なら夏休みでも冬休みでもやってた。

で、8月の夏休み中、私は学童保育に通ってた。
福祉センターと一体化してる学童保育には図書室やら何やら色々あって毎日行っても飽きなかった。
その日はとても暑かった。
私とAとBとC、計3人で、室内で遊んでいて、かくれんぼをしようってことになった。
鬼はじゃんけんで負けたAということになり、皆散って行った。
福祉センターは三階まであり、そのうち一回の半分が学童保育。
私達はそんなことは構わないで3階にまで隠れた。

220: 本当にあった怖い名無し 04/12/30 00:04:34 ID:iTUnS7to
私はあまり遠くまで行くと大変だと思い、スタート地点と同じく1階にある図書室に隠れた。
丁度椅子と机の影になる狭い場所で、丁度読みたかった漫画を読んでいた。
漫画を一冊読み終わる頃になっても、Aの声も姿もない。
上の方を探しているのかな、と思い二冊目を読みはじめたその時Aが後ろに立っていた。

私:「あーあ。見つかっちゃったか。」
A:「・・・・・」
私:「どうしたの?」
A:「○○(私の名前)、ちょっと来て・・・」
私は不思議に思いながらも、Aに着いていくことにした。
行った先は3階だった。

階段を上ったすぐ前に一つ物置のような部屋がある。
非常通路がある為、外から3つの面が見える。
そのうち、2つは大きなガラスがはめ込んである。
中が丸見えなのだ。
Aは私をその部屋のドアの方へ連れて行った。
中に入るドアの方からは角のせいで階段も非常通路も見えない。
私:「この中に誰か隠れてんの?」
Aの顔を見ると何か怖いものを見たような顔だった

221: 220 04/12/30 00:06:55 ID:iTUnS7to
A:「このドア・・・ノックすると返ってくんの・・・」
私:「え?w」
私は普段のAの性格から、どうせ騙そうとしてるんだろうと思った。
で、面白半分にノックしてみることにした。
『コンコン』
『・・・コンコン』
どうせ誰か隠れているんだろうと私は思ったけれどAは私の肩に手を置き今にも逃げ出しそうな顔をしている。

一旦、Aと一緒にガラス窓から中を除いてみたが、ドアの周りに人影は無いようだ。
A:「ねぇ・・・?一旦戻ろうよ。一階に・・・。」
私:「ちょっと待って。」
もう一度ドアの前へ行った。
私は、部屋の中へ入ってみようと思ったのだ。
怖かった。
ガラス窓を覗いて人気が無いのを見て私も段々怖くなってきていたのだ。
・・・・ゴク息を飲む音が妙に響いた。
ドアノブに手をかけた。
その時――背後から声をかけられた。

222: 220 04/12/30 00:08:33 ID:iTUnS7to
「うあっ!!」
私とAは驚いて声を上げた。
声をかけたのは掃除のおばさんだった。
「ちょっと、あんた達学童保育の子だろ?三階に来ちゃ駄目だ。さっさと戻りな。」

私:「あっ・・・でもこのドア・・・ノックすると返ってくるんです・・・」
「?ここはただの物置だよ。」
そう言うとおばさんは急にドアを開けた。
ガチャ――中には特に何も無い。
「ほら、さっさと行きな。馬鹿らしい。」
そういい残しておばさんは階段を下りていった。
私はおばさんの馬鹿にしたような言い方に腹が立った。

私:「何なのアレ。」ドン、と私はドアを蹴った。
すると『アハハハハ』と笑い声が返ってきた。
これには私もAもかなりビビってダッシュで階段を駆け下りた。
1階まで来ると、丁度トイレに隠れていたBとCが出てきた。
ということは、あの部屋にBもCもいなかったのだ。
私とAは凍りついた。

後に聞いたのだが、あの福祉センターは私が通っていた小学校の跡地だったのだ。昔火事で焼けてしまい、今の場所に立てられたそうだ。
文章力無いせいで怖くないかも・・・
しかし今思い出しても怖い・・・


引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1103819372/