536: 1/3 05/01/05 19:59:07 ID:3a6Mk/xN
5年前の夏、祖母の家で起こったこと。
祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。
それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。
その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれていた――ただ一ヵ所を除いて。
納戸にある押し入れの右下には絶対物を詰めないのだ。
理由を聞いても教えてくれなかった。
そんな祖母が5年前の夏、突然倒れてそのまま亡くなった。
私達家族と叔母夫婦で葬儀のため家を片付けていたとき、叔母が例の押し入れの右下に物を詰めてしまった。
その日の夜、私達家族だけが祖母の家に泊まった。
深夜、弟が部屋を出て行くのを感じた。
トイレだろうとまた眠ろうとすると弟が駆け戻ってきた。
「1階の廊下に変なのがいる」
「変なの?虫とか?」
「違う。でもどうせこういうのって違う人が見に行くといないんだよ」
弟のその言葉で幽霊の類いを見たのだと思った。
祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。
それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。
その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれていた――ただ一ヵ所を除いて。
納戸にある押し入れの右下には絶対物を詰めないのだ。
理由を聞いても教えてくれなかった。
そんな祖母が5年前の夏、突然倒れてそのまま亡くなった。
私達家族と叔母夫婦で葬儀のため家を片付けていたとき、叔母が例の押し入れの右下に物を詰めてしまった。
その日の夜、私達家族だけが祖母の家に泊まった。
深夜、弟が部屋を出て行くのを感じた。
トイレだろうとまた眠ろうとすると弟が駆け戻ってきた。
「1階の廊下に変なのがいる」
「変なの?虫とか?」
「違う。でもどうせこういうのって違う人が見に行くといないんだよ」
弟のその言葉で幽霊の類いを見たのだと思った。
537: 2/3 05/01/05 20:00:00 ID:3a6Mk/xN
私は弟と一緒に部屋を出て階段に向かった。
弟が無言のまま私の腕を引いた。階段にいたのだ。
髪の長い、着物を着たモノが。
階段を這い上がろうとしているらしい。
私の足が置いてあった台にあたってしまい、ガタッと音をたてた。
階段にいた女が顔を上げ、長い髪の間から私達の方を見た。
私は弟の手を掴んで部屋に走って戸を閉めた。
「さっきのが廊下にいたの?」
弟が頷く。
私達は黙り込んでしばらく佇んでいた。
廊下を這っている衣擦れの音がする。
音は廊下を何度か往復し、やがて消えた。
私と弟は黙ったまま朝まで眠れなかった。
5時になってから私達は1階に降りた。
そして納戸の押し入れの戸が開いているのを見つけたのだ。
戸の内側には爪で引っ掻いたような痕が古いのから新しいのまであった。
やはり押し入れの右下には物を詰めてはいけなかったのか。
押し入れから物を出したことで私と弟は叱られたが、その理由を話す気にもなれなかった。
押し入れの上部には古い御札が貼ってあった。
弟が無言のまま私の腕を引いた。階段にいたのだ。
髪の長い、着物を着たモノが。
階段を這い上がろうとしているらしい。
私の足が置いてあった台にあたってしまい、ガタッと音をたてた。
階段にいた女が顔を上げ、長い髪の間から私達の方を見た。
私は弟の手を掴んで部屋に走って戸を閉めた。
「さっきのが廊下にいたの?」
弟が頷く。
私達は黙り込んでしばらく佇んでいた。
廊下を這っている衣擦れの音がする。
音は廊下を何度か往復し、やがて消えた。
私と弟は黙ったまま朝まで眠れなかった。
5時になってから私達は1階に降りた。
そして納戸の押し入れの戸が開いているのを見つけたのだ。
戸の内側には爪で引っ掻いたような痕が古いのから新しいのまであった。
やはり押し入れの右下には物を詰めてはいけなかったのか。
押し入れから物を出したことで私と弟は叱られたが、その理由を話す気にもなれなかった。
押し入れの上部には古い御札が貼ってあった。
538: 3/3 05/01/05 20:00:43 ID:3a6Mk/xN
式に来てくれた祖母の幼少期からの友人にそれとなく聞いてみると教えてくれた。
祖母がまだ10代の頃、病弱で伏していた姉が押し入れで謎の死をとげたというのだ。
なぜ祖母の姉が押し入れに入ったのかは知れない。
押し入れの戸を爪で引っ掻いたのは発作か何かで苦しかったからなのだろうか。
おそらくは、私と弟が見た女が祖母の姉なのだろう。
式に来てくれたお坊さんには供養をしてもらった。
今、祖母の家は近所の子ども達にオバケ屋敷と呼ばれているらしい。
苦しげな呻き声が聞こえることがあるというのだ。
祖母の家は近くに取り壊されることが決まっている。
あの押し入れももちろん壊されるわけだが…。
長文ごめん。
祖母がまだ10代の頃、病弱で伏していた姉が押し入れで謎の死をとげたというのだ。
なぜ祖母の姉が押し入れに入ったのかは知れない。
押し入れの戸を爪で引っ掻いたのは発作か何かで苦しかったからなのだろうか。
おそらくは、私と弟が見た女が祖母の姉なのだろう。
式に来てくれたお坊さんには供養をしてもらった。
今、祖母の家は近所の子ども達にオバケ屋敷と呼ばれているらしい。
苦しげな呻き声が聞こえることがあるというのだ。
祖母の家は近くに取り壊されることが決まっている。
あの押し入れももちろん壊されるわけだが…。
長文ごめん。
578: ウッフッフ 05/01/07 01:05:12 ID:sdZALBUJ
これは俺の知り合いの殺人事件マニアから聞いた話。
そいつが知り合いの警察官から、ある日記を見せてもらったんだって。
その日記はN県で自分の家族を殺してしまった夫の物で彼は結局それを遺書として自殺したらしい。
その日記にはこう書いてあったんだって。
そいつが知り合いの警察官から、ある日記を見せてもらったんだって。
その日記はN県で自分の家族を殺してしまった夫の物で彼は結局それを遺書として自殺したらしい。
その日記にはこう書いてあったんだって。
579: ウッフッフ2 05/01/07 01:06:00 ID:sdZALBUJ
夫はレコードコレクターそれも誰も廃盤になっているかなり古い物を集めるのが趣味で、あるレコードと出会う。
そのレコードは題名も書いていなく聞いたことも無い曲。
そして曲が終わった後、何秒後かに『ウッフッフ』っという女性の声が入っている不気味なレコードだった。
その後彼は知り合いの大学教授に話すとそのレコードはかなり貴重な物で売れば300万ぐらいの値が付くといわれる。
彼は心を良くし家に帰って妻にその話をする。
妻はそのレコードを売って欲しいと言い、彼はコレクターなので売らないと言い、夫婦仲はは悪くなっていった。
そんなある日、小学2年生の一人息子が鉄棒から落ちて怪我をし、妻は病院に付き添いで、家にほとんど帰って状態が続き、彼はたまたま知り合った女性と浮気してしまう。
そのレコードは題名も書いていなく聞いたことも無い曲。
そして曲が終わった後、何秒後かに『ウッフッフ』っという女性の声が入っている不気味なレコードだった。
その後彼は知り合いの大学教授に話すとそのレコードはかなり貴重な物で売れば300万ぐらいの値が付くといわれる。
彼は心を良くし家に帰って妻にその話をする。
妻はそのレコードを売って欲しいと言い、彼はコレクターなので売らないと言い、夫婦仲はは悪くなっていった。
そんなある日、小学2年生の一人息子が鉄棒から落ちて怪我をし、妻は病院に付き添いで、家にほとんど帰って状態が続き、彼はたまたま知り合った女性と浮気してしまう。
580: ウッフッフ3 05/01/07 01:07:26 ID:sdZALBUJ
そして息子が退院した日、家に帰ると息子はいるが妻がいない。
息子に訪ねると、息子は黙って自分の電気が消えた音楽を聞く部屋を指差す。
近づいてみるとあのレコードの『ウッフッフ』という声がリピートして聞こえ、妻が正座して聞いている。
『どうしたんだ?』と聞くと妻は『あんた浮気してるでしょ』と包丁を手に怒鳴りつけ襲い掛かってくる。
そして頭が真っ白になり、無我夢中に止めていると誤って妻を殺してしまう。
しかも止めに入ってきた息子も包丁が首に当たって死んでおり、その後彼も自殺する。
という内容だったんだって。
その後俺の知り合いが興味本意でこのレコードの声って実際に聞きました?
って警察の人に聞いたら警察が不思議そうな顔してこう言ったんだって
『実は聞いたんだけど、レコードにそんな声入ってなかったんだよ。』
って・・・。
息子に訪ねると、息子は黙って自分の電気が消えた音楽を聞く部屋を指差す。
近づいてみるとあのレコードの『ウッフッフ』という声がリピートして聞こえ、妻が正座して聞いている。
『どうしたんだ?』と聞くと妻は『あんた浮気してるでしょ』と包丁を手に怒鳴りつけ襲い掛かってくる。
そして頭が真っ白になり、無我夢中に止めていると誤って妻を殺してしまう。
しかも止めに入ってきた息子も包丁が首に当たって死んでおり、その後彼も自殺する。
という内容だったんだって。
その後俺の知り合いが興味本意でこのレコードの声って実際に聞きました?
って警察の人に聞いたら警察が不思議そうな顔してこう言ったんだって
『実は聞いたんだけど、レコードにそんな声入ってなかったんだよ。』
って・・・。
584: セーラー1/2 05/01/07 02:45:11 ID:OfTYYxyf
あんまり怖くないかもしれないけど…
私がまだセーラー服着て女子高へ通ってた頃の話。
その日は、学園祭で他校の生徒も出入り自由だったんだぁ。
よく、居るじゃん「私、霊感有るのよ~」ってコ。そう云う他校のコが来て、出るって噂が山程有る(実際、学校側でも霊媒師呼んで何度もお祓いをしてる)部室で、私の友達と降霊会をやってたのね。
私は、馬鹿馬鹿しいので、不参加したんだけど、親友はその部の部員だったから参加したらしいのね。
思えば、心配だからだったんだろうけど。
…で、やってる内に、部員の一人がいきなり声が、男の声に変わって「お前ら全員、呪い殺してやる!!」と叫びだしたんで、部室内は、勿論パニック状態。
他校からやって来た、自称『霊感持ち』は、泣き出すばかりで、全く役に立たず。
実は、そこに参加してた私の親友って、代々憑き物落としの家系で、産まれた時に白蛇が出てきたとか、色んな曰く付きのコ。
ただ、親しくない人には一切そんな事は話さないコだったんだけど…
近くの店から蝋燭と半紙と筆ペンを買って来て、即席でお札を作り、簡単な除霊の儀式を行って何とかその場は治まったらしい。
その部室の近くに居た、霊感ゼロの後輩は、その除霊が終わった時、何色ともいえない眩しい光が部室から出て来るのを目撃しちゃったんだと。
だけど、それだけじゃ終わらなかったんだ。
私がまだセーラー服着て女子高へ通ってた頃の話。
その日は、学園祭で他校の生徒も出入り自由だったんだぁ。
よく、居るじゃん「私、霊感有るのよ~」ってコ。そう云う他校のコが来て、出るって噂が山程有る(実際、学校側でも霊媒師呼んで何度もお祓いをしてる)部室で、私の友達と降霊会をやってたのね。
私は、馬鹿馬鹿しいので、不参加したんだけど、親友はその部の部員だったから参加したらしいのね。
思えば、心配だからだったんだろうけど。
…で、やってる内に、部員の一人がいきなり声が、男の声に変わって「お前ら全員、呪い殺してやる!!」と叫びだしたんで、部室内は、勿論パニック状態。
他校からやって来た、自称『霊感持ち』は、泣き出すばかりで、全く役に立たず。
実は、そこに参加してた私の親友って、代々憑き物落としの家系で、産まれた時に白蛇が出てきたとか、色んな曰く付きのコ。
ただ、親しくない人には一切そんな事は話さないコだったんだけど…
近くの店から蝋燭と半紙と筆ペンを買って来て、即席でお札を作り、簡単な除霊の儀式を行って何とかその場は治まったらしい。
その部室の近くに居た、霊感ゼロの後輩は、その除霊が終わった時、何色ともいえない眩しい光が部室から出て来るのを目撃しちゃったんだと。
だけど、それだけじゃ終わらなかったんだ。
585: セーラー2/2 05/01/07 02:47:10 ID:OfTYYxyf
その頃、同時に体育館で催し物をやってたんで、私はそっちに参加してた。
ところが、親友が除霊を終わった頃、体育館のスピーカーから、変な声が聞こえだした。
初めは小さい音だったんで、ノイズかな~と、思ってたら段々大きくなっていって、壇上で劇をやってたんだけど、その音が聞こえない程の音量に…幼稚園位の子供の声で、「お地蔵さんの首が落ちる…」ガラス貼りの放送室を覗くと、放送部の部員が泣き喚いているのが見えた。
不思議な事に、そんな声はテープにも入ってなかったんだと、放送部の友達が後から、泣きながら教えてくれた。
その上、あれだけ大きな音だったのに、聞こえてたコと、全く聞こえてなかったコが居たってコト。
ちょっとだけゾッとしました。
「お前ら~」って叫んだコは、それから、自分は悪魔を呼び出すコトが出来ると、吹聴するようになり、元々嫌われてたのに、彼女が自分のクラス以外に顔を出すと、塩をまかれるように…
彼女は今どうしているのかなぁ。
高校卒業してもしばらく、「霊感」をひけらかせてたけど…
親友は、今はフツーの会社員をやりつつ、休日は自分の家の御堂を護ったり、頼まれれば、タダで霊を祓ったりしてる。
その親友曰く、『こんな力無かったら、もっとのんびり暮らせたのに…』
本当に見える人って、不自由だよね。
ところが、親友が除霊を終わった頃、体育館のスピーカーから、変な声が聞こえだした。
初めは小さい音だったんで、ノイズかな~と、思ってたら段々大きくなっていって、壇上で劇をやってたんだけど、その音が聞こえない程の音量に…幼稚園位の子供の声で、「お地蔵さんの首が落ちる…」ガラス貼りの放送室を覗くと、放送部の部員が泣き喚いているのが見えた。
不思議な事に、そんな声はテープにも入ってなかったんだと、放送部の友達が後から、泣きながら教えてくれた。
その上、あれだけ大きな音だったのに、聞こえてたコと、全く聞こえてなかったコが居たってコト。
ちょっとだけゾッとしました。
「お前ら~」って叫んだコは、それから、自分は悪魔を呼び出すコトが出来ると、吹聴するようになり、元々嫌われてたのに、彼女が自分のクラス以外に顔を出すと、塩をまかれるように…
彼女は今どうしているのかなぁ。
高校卒業してもしばらく、「霊感」をひけらかせてたけど…
親友は、今はフツーの会社員をやりつつ、休日は自分の家の御堂を護ったり、頼まれれば、タダで霊を祓ったりしてる。
その親友曰く、『こんな力無かったら、もっとのんびり暮らせたのに…』
本当に見える人って、不自由だよね。
592: 本当にあった怖い名無し 05/01/07 07:56:49 ID:qWL+PmvS
夏休みに友達と川にあそびに行った時の話
そこは水深が3,4メートルほどあって、みんなで橋から飛び込みとかして遊んでたんだ。
俺が飛び込んだ時、全部息を吐いちゃって、すぐ浮き上がろうとしたんだよ
でもその時誰かが俺の上に飛び込んできて丁度そいつに押さえられる感じになったんだよ
苦しかったけどそのままでは浮き上がることは出来ないから一度川底まで潜って底を蹴ってその勢いでやっと浮き上がることが出来たんだ。
プールでも、限界まで息止めて、いざ息継ぎしようとしたら友達に押さえつけられて溺れそうになったことはあるけど、あの時は本当に殺されるかと思った。
でも洒落にならないのは俺が飛び込んだ後、本当は誰も飛び込んできてなかったことなんだよね。
確かに誰かが飛び込んできた感じはしたんだけど…。
ありがちな話ではあるけど洒落にならんなと思ったのはこれが初めて
そこは水深が3,4メートルほどあって、みんなで橋から飛び込みとかして遊んでたんだ。
俺が飛び込んだ時、全部息を吐いちゃって、すぐ浮き上がろうとしたんだよ
でもその時誰かが俺の上に飛び込んできて丁度そいつに押さえられる感じになったんだよ
苦しかったけどそのままでは浮き上がることは出来ないから一度川底まで潜って底を蹴ってその勢いでやっと浮き上がることが出来たんだ。
プールでも、限界まで息止めて、いざ息継ぎしようとしたら友達に押さえつけられて溺れそうになったことはあるけど、あの時は本当に殺されるかと思った。
でも洒落にならないのは俺が飛び込んだ後、本当は誰も飛び込んできてなかったことなんだよね。
確かに誰かが飛び込んできた感じはしたんだけど…。
ありがちな話ではあるけど洒落にならんなと思ったのはこれが初めて
643: 1/3 05/01/08 00:52:42 ID:zezxBcvJ
最近迄、S県のK市(北区某所の隣駅)に住んでいました。
その時の話です。
自分は元々、憑依というか…拾ってきやすい体質なので、そう云う『気』が感じないところを重点的に探して、不動産屋さんから、そのアパートへ案内されました。
近くにお寺さんが有ったのですが、墓所の手入れも良く、隣のコンビニに夜になるとちょっと、人淋しいモノが出入りしてましたが(見えないけど感じる)、憑いてくるコトも無く、アパートもセキュリティ万全で、田舎から上京して来た自分には、ピッタリの場所だったんです。
…ところが、何年か住む内に、周りに大きな建物が建ちはじめ、とどめは、近所のお寺の代替わりが決まってから、状況が変わってきました。
その時の話です。
自分は元々、憑依というか…拾ってきやすい体質なので、そう云う『気』が感じないところを重点的に探して、不動産屋さんから、そのアパートへ案内されました。
近くにお寺さんが有ったのですが、墓所の手入れも良く、隣のコンビニに夜になるとちょっと、人淋しいモノが出入りしてましたが(見えないけど感じる)、憑いてくるコトも無く、アパートもセキュリティ万全で、田舎から上京して来た自分には、ピッタリの場所だったんです。
…ところが、何年か住む内に、周りに大きな建物が建ちはじめ、とどめは、近所のお寺の代替わりが決まってから、状況が変わってきました。
644: 2/3 05/01/08 00:53:55 ID:zezxBcvJ
始まりは、オートロックのドアを開けると、何か居るとかそんな事から。
『見なかった』事にして、ソレは無視する事が出来たし、部屋迄入って来る事も無かったのですが…
ある朝、久しぶりに金縛りに遇いました。
その瞬間、布団の私の横にスル~と「何か」が入り込んで来たのです。
人とも何とも分からない不気味な感触…
自分はひたすら、般若心経を心の中で唱え続けやっと、「何か」は、離れて行きました。
もの凄い疲労感と、嫌な気配を残して…
引っ越す程の蓄えが無かった為、その後もそこに住み続けたのですが、数ヶ月後の朝、また「何か」がスル~と同じ場所に入り込んで来たのです。
今度はハッキリ「動物」だと云う事が分かりました。
体毛の感触がするのです。
この時も同じ方法で、お引き取り願ったのですが、数ヶ月おきに「何か」はやって来るようになりました。
『見なかった』事にして、ソレは無視する事が出来たし、部屋迄入って来る事も無かったのですが…
ある朝、久しぶりに金縛りに遇いました。
その瞬間、布団の私の横にスル~と「何か」が入り込んで来たのです。
人とも何とも分からない不気味な感触…
自分はひたすら、般若心経を心の中で唱え続けやっと、「何か」は、離れて行きました。
もの凄い疲労感と、嫌な気配を残して…
引っ越す程の蓄えが無かった為、その後もそこに住み続けたのですが、数ヶ月後の朝、また「何か」がスル~と同じ場所に入り込んで来たのです。
今度はハッキリ「動物」だと云う事が分かりました。
体毛の感触がするのです。
この時も同じ方法で、お引き取り願ったのですが、数ヶ月おきに「何か」はやって来るようになりました。
646: 3/3 05/01/08 00:55:09 ID:zezxBcvJ
何が怖いって、どんどん「何か」は大きくなっていくのです。
大型犬並の大きさで、『ハッハッ』と、動物特有の息づかいが聞こえて来るようになり金縛りもなかなか解けなくなっていっていました。
般若心経を何度唱えても「何か」は去らなくなったのです。
般若心経の後に、早九字を唱え、心の中で、『喝!!』と唱え、やっとそれは、去って行きました。
その頃、仕事とか色々なトラブルを抱えていた自分は、コレにも参っていた事も有り、実家に帰郷する事に…。
実は実家も出るんですが…トホホ
この文章を打っている間、ラップ音が鳴り続けてます。
しかし、あのアパートの次の住人が憑かれる体質で無いこと、「何か」があれ以上大きく育たない事を祈るばかりです。
勿論、実話です。
大型犬並の大きさで、『ハッハッ』と、動物特有の息づかいが聞こえて来るようになり金縛りもなかなか解けなくなっていっていました。
般若心経を何度唱えても「何か」は去らなくなったのです。
般若心経の後に、早九字を唱え、心の中で、『喝!!』と唱え、やっとそれは、去って行きました。
その頃、仕事とか色々なトラブルを抱えていた自分は、コレにも参っていた事も有り、実家に帰郷する事に…。
実は実家も出るんですが…トホホ
この文章を打っている間、ラップ音が鳴り続けてます。
しかし、あのアパートの次の住人が憑かれる体質で無いこと、「何か」があれ以上大きく育たない事を祈るばかりです。
勿論、実話です。
656: 643 1/3 05/01/08 03:34:36 ID:zezxBcvJ
或る冬の日、隣のクラスと合同で音楽の授業を、授業を受けてました。
クラッシック音楽を聴き、その後感想文を書くと云う退屈極まりない時間。
ふと横を見ると、何席か離れたトコロに見慣れないコが…
『隣のクラスのコも大体把握してた筈だったんだけどな~』
その時は、その位にしか思ってませんでした。
退屈な授業が終わり、もう一度、その席を見ると、そのコの姿は既に無く、私はもの凄い見落としをしていた事に気付いたんです。
『あのコ……夏服だった……』
暫く、寒気が抜けませんでした。
しかし、これは恐怖の始まりでしかなかったんです。
クラッシック音楽を聴き、その後感想文を書くと云う退屈極まりない時間。
ふと横を見ると、何席か離れたトコロに見慣れないコが…
『隣のクラスのコも大体把握してた筈だったんだけどな~』
その時は、その位にしか思ってませんでした。
退屈な授業が終わり、もう一度、その席を見ると、そのコの姿は既に無く、私はもの凄い見落としをしていた事に気付いたんです。
『あのコ……夏服だった……』
暫く、寒気が抜けませんでした。
しかし、これは恐怖の始まりでしかなかったんです。
657: 643 2/3 05/01/08 03:36:04 ID:zezxBcvJ
その日の晩、私は、自室の雨戸を叩く大きな音で目が覚めました。
ガンガンガンガンガンガンガン!!!!!!
私の家は、当時平屋で決して広いとは言えないモノでした。
しかし、誰一人起きて来ないのです。
その音はどんどん大きくなっていくと云うのに……
そして雨戸を叩く音が止んだ、その時…
ヌゥ~と雨戸も窓も通り抜け、巨大な顔が現れたのです。
そう、大会議室で見た、あのコ……
しかし、ポッカリと穴が開いた様に、顔の部分だけ真っ黒で何も見えないのです。
そういえば、私は彼女の顔を見た覚えが無かった!!
声を出そうにも、恐怖の余り何も発する事が出来ない!
巨大な顔との睨めっこは、朝方迄続きました。
ガンガンガンガンガンガンガン!!!!!!
私の家は、当時平屋で決して広いとは言えないモノでした。
しかし、誰一人起きて来ないのです。
その音はどんどん大きくなっていくと云うのに……
そして雨戸を叩く音が止んだ、その時…
ヌゥ~と雨戸も窓も通り抜け、巨大な顔が現れたのです。
そう、大会議室で見た、あのコ……
しかし、ポッカリと穴が開いた様に、顔の部分だけ真っ黒で何も見えないのです。
そういえば、私は彼女の顔を見た覚えが無かった!!
声を出そうにも、恐怖の余り何も発する事が出来ない!
巨大な顔との睨めっこは、朝方迄続きました。
658: 643 3/3 05/01/08 03:37:22 ID:zezxBcvJ
朝になると、巨大な顔は消えました。
私は、家族に何であんなに大きな音がしたのに、誰も来てくれなかったの!
と訴えました…が、家族は誰もそんな音は聞いていないと云うのです。
私は一睡もしないまま、学校へ行きました。
勿論、憑き物落としの親友(Aちゃんとします)に助けを求める為でした。
Aちゃんは、まず部屋の四隅に盛塩をして、御神酒をあげて。とアドバイスをしてくれました。
部屋が汚れるから、半紙でもティッシュでも良いから、それで塩を包んで輪ゴムで止めれば大丈夫だからと。
お札を書くのに、何日か掛かるから、その間、そうしていれば、部屋に入ってこれないからと。
Aちゃんは学校が終わると、すぐに家に帰って御堂にこもり、3日程で木製の札を仕上げてくれました。
「しばらくの間、肌身離さずにしていれば、他の場所に移るから…」
彼女が言った通り、それからは、そういう出来事は無くなりましたが、今思い出してもゾッとする出来事でした。
あの彼女は私に何をして欲しかったんでしょう。
未だに謎です。
私は、家族に何であんなに大きな音がしたのに、誰も来てくれなかったの!
と訴えました…が、家族は誰もそんな音は聞いていないと云うのです。
私は一睡もしないまま、学校へ行きました。
勿論、憑き物落としの親友(Aちゃんとします)に助けを求める為でした。
Aちゃんは、まず部屋の四隅に盛塩をして、御神酒をあげて。とアドバイスをしてくれました。
部屋が汚れるから、半紙でもティッシュでも良いから、それで塩を包んで輪ゴムで止めれば大丈夫だからと。
お札を書くのに、何日か掛かるから、その間、そうしていれば、部屋に入ってこれないからと。
Aちゃんは学校が終わると、すぐに家に帰って御堂にこもり、3日程で木製の札を仕上げてくれました。
「しばらくの間、肌身離さずにしていれば、他の場所に移るから…」
彼女が言った通り、それからは、そういう出来事は無くなりましたが、今思い出してもゾッとする出来事でした。
あの彼女は私に何をして欲しかったんでしょう。
未だに謎です。
659: 本当にあった怖い名無し 05/01/08 05:29:01 ID:x1AMeNzL
半年程前、飲みで知り合った女の子と付き合う事になった。
その子は霊感強いらしくて、幽霊がしょっちゅう見えるらしい。
半信半疑でいろんな話聞いてたけど、まぁ自分は見えないし、特に真剣にもなってなかった。
ある日うちに来た時、彼女が
「ごめん、つれて来ちゃった・・・塩ある?」
とか言うので、さすがに(気味悪いこと言うなよ・・・)とか思いながらアジシオを渡した。
彼女はそれを自分やオレ、そんでそこら中にパッパッとまいて、そしてあまり家にいると居つくかもしれないからと外出することにした。
彼女いわく霊は途中でどっかに行ったそうで、その後はいつものデートで、最後はオレんちにお泊まりすることになった。
やること終わってぐっすり寝てたら、いきなりガシャーン!!って音で飛びおきた。
オレの部屋には全身鏡があったのだが、彼女が椅子でそれをたたき割った音だった。
最初何がおこったか分からず、「どうしたの!?」って聞くと、「鏡からこっちに来ようとしたの」と言う。
なんでも今日ついてきた霊は実はずっとついて来ていて、オレに心配かけまいと夜どうにかするつもりだったが、うまくいかず、そうこうしてるうちに鏡で実体化(?)しようとしたので鏡もろとも霊をほうむったと言う。
まわりを見るとなんかキョンシーの額に貼るような札やら、数珠、塩がそこら中ぶちまけられていて、アジシオの空ビンがひとつ転がっていた。
霊がついてきていて実体化しようとしたことより、オレは彼女が怖くてその事件から3日で別れてしまった。
その子は霊感強いらしくて、幽霊がしょっちゅう見えるらしい。
半信半疑でいろんな話聞いてたけど、まぁ自分は見えないし、特に真剣にもなってなかった。
ある日うちに来た時、彼女が
「ごめん、つれて来ちゃった・・・塩ある?」
とか言うので、さすがに(気味悪いこと言うなよ・・・)とか思いながらアジシオを渡した。
彼女はそれを自分やオレ、そんでそこら中にパッパッとまいて、そしてあまり家にいると居つくかもしれないからと外出することにした。
彼女いわく霊は途中でどっかに行ったそうで、その後はいつものデートで、最後はオレんちにお泊まりすることになった。
やること終わってぐっすり寝てたら、いきなりガシャーン!!って音で飛びおきた。
オレの部屋には全身鏡があったのだが、彼女が椅子でそれをたたき割った音だった。
最初何がおこったか分からず、「どうしたの!?」って聞くと、「鏡からこっちに来ようとしたの」と言う。
なんでも今日ついてきた霊は実はずっとついて来ていて、オレに心配かけまいと夜どうにかするつもりだったが、うまくいかず、そうこうしてるうちに鏡で実体化(?)しようとしたので鏡もろとも霊をほうむったと言う。
まわりを見るとなんかキョンシーの額に貼るような札やら、数珠、塩がそこら中ぶちまけられていて、アジシオの空ビンがひとつ転がっていた。
霊がついてきていて実体化しようとしたことより、オレは彼女が怖くてその事件から3日で別れてしまった。
引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1103819372/
Comment (6)
内側に引っ掻き傷があるってことは、出して欲しくて引っ掻いてたんじゃないかと思うんだが。
自分で入ったなら、自分で出ることができるだろ。
発作とか、パニックになって出ることができなくなったから、助けを求めたのかもしれないけど、祖母が家を離れなかったことと合わせて、引っかかる。
みつこ
がしました
みつこ
がしました
大人の方が世界も広がるしコネも人脈もあるのに、ひどい目にあったり因果から逃れられなくて、誰も助けてくれない話が多い。
本当不思議だよね、子供の頃のご都合主義って。
みつこ
がしました
みつこ
がしました
コメントする