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●「投稿怪談」として  霊感主婦 さん よりいただいた体験談です

usi32: 投稿者 霊感主婦 さん 2016/4/24(日) 04:44:44.44 

今も悲しく辛い、そして不安に思っている怪異です。


数年前、大切な従弟を喪いました。彼は僧侶でした。私の一番の理解者でした。

彼は郷里をはなれ、東京の大学に入りました。当時、私は都内百貨店勤務でしたのでよく食事に出掛けたり呑んだりしていました。飲みに出る時には彼の友人も加わることも度々で、彼等は皆弟のようでした。
彼等も四年生になり単位も足りているようでワンダーフォーゲル部の活動とやらで、北関東か南東北の山に出かけた折りのこと。
私はこの時の怪異を今でも恐れています。

初夏の夜半に従弟から電話がありました。

『お姉ちゃん、俺な、ヤバイかもしれない。』

彼の沈んだ声を聴きながら、私の眼前にはある光景が広がりました。渓流の傍の新緑の山道が、段々と鬱蒼とした杉や檜の木立になり、やがては深い山奥に。そして、巨木に囲まれた一角には”注連縄(しめなわ)”が張られており、中にはやはり注連縄が巻かれた巨石が。

彼の話を聴きながら、巨石から圧迫されるようなとても強い力を感じました。
彼と山に同行した友人達が全員、次々と交通事故にあったというのが話の内容でした。従弟は軽い事故でしたが、事故後のレントゲン検査の画像で頸椎に塊、影がありなにか重病の可能性を医師からほのめかされたというのです。近日、詳しく検査の必要ありと。

彼の話が終るか終らないかのタイミングで私は焦って話を遮りました。
『ちょっと待ってヨシ君、古い注連縄張った場所に入らなかった?』
『入らないよ、でもその近くで弁当食べたな。』
『なんで、そんなとこで食べんのよ、バカ』
『平らな場所がそこしかなかったもん』

彼等は御神体の回りでピクニックしてしまったようでした。
かなり昔に信仰されていたようで、現在は寂れてしまったようでした。
私は念のため、食べる前何かを供えたかきいてみました。予想通り、彼等は思いつきもしなかったようです。注連縄の中だけが聖域ではないのです。神、場合によっては鬼神の通る道の上に入り込み、飲み食いしてしまったのです。
私に光景を見せているのは、おそらく警告だろうと思いました。従弟には、酒と米か白飯、半紙を用意して午前中に、全員でその場所に供えてくる旨を伝えました。

私は電話を一旦切らせてもらいました。
しかし、岩は見えています。自室の机に半紙を敷き、日本酒、米、塩を備えました。
耳鳴りがして、それから山のなかの風の音をききました。普段の金縛りの時のように蹴散らすことは、まったく考えられない巨大な力を感じました。


数日後、彼等は出掛けていきましたが、山の裾で恐怖で足がすくんでしまったため、現場には行けなかったとのこと。風呂敷を広げ、供物と酒を供え、祈るので精一杯。逃げ帰ってきたようです。
私は二、三日耳鳴りに悩まされました。
その後の精密検査で従弟の頸椎に異常は見られず、何事もなく彼は本山にあがり僧侶となりました。
ごく普通に結婚し、男児二名、女児一名の三人の子をもうけました。末の娘が誕生したその年、脳に腫瘍が見つかりました。七年も手を尽くし治療をこころみましたが、力尽きました。

彼の病が、あの山の怪異に起因するのかどうか、不安になります。
あの時の対処が、なにか足らなかったのか?何か間違っていたのか?
巨石の記憶がフラッシュバックのように蘇る時、非常な恐怖を感じます。
金縛りやら怪光やらは恐怖の対象ではありませんが、あの岩だけは恐れています。


圧倒的な巨大な力には戦意すら起きません。
抗いようのない相手には、誉めちぎり平伏して許しを乞うしかないのです。
許されない場合もあるかもしれません。


1001: うしみつ 2032/3/2(火) 04:044:44.44 ID:usi32.com

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