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693: 本当にあった怖い名無し 05/01/08 16:52:19 ID:j/1GqjyB
兄が最近体験した話。
部活で部長である兄は、その日も最後の戸締りと片付けを終えて帰るところだった。
部員達はもう少し前に帰っていった。
そんなに遅い時間でもなかったが、季節のせいもあって辺りは暗くなっていた。
体育館のトイレや物置などを見て回って、電気を消した。
最後に外から出入り口の鍵を閉めて帰ろう、と・・・ふと、休憩時間に見つけて遊んでいたピンポン玉をまだ持っていることに気がついた。
このまま持って帰っても仕方が無い、そう思い、体育館の中にピンポン玉を投げ入れた。

ポーンポンポンポンポン・・・・真っ暗な体育館の中からピンポン玉が弾む音が聞こえ、やがて消えた。
さて、帰ろう出入り口を閉め、鍵をポケットにつっこんだ。
そして歩き出そうと体育館に背を向けた、その時。
パァーン
ドアにピンポン玉が当たるような音だったそうだ。

760: 本当にあった怖い名無し 05/01/10 19:09:38 ID:1E2LseCr
俺はマンションの7階に住んでるんだけど1階からエレベーターに乗り7階を押したのに、7階を通り過ぎて8階まで行きやがる
なんだよ誰もいないのに8階まで行くなよなーとか思ってた

7階からエレベーターを呼んでも8階に行ってから7階に戻ってくる
もちろん誰かが呼んだでもなく、誰かが降りた様子も無い
そんな事がよくあったのだ
もちろんその時はエレベーターの故障だと思ってた

でも、今年の秋8階の部屋でおばあさんが亡くなってるのが発見された
1人で暮らしてたみたいで遺体が1ヶ月以上も発見されなかったらしい
それ以来、エレベーターが8階に行くことは無くなった

774: 本当にあった怖い名無し 05/01/11 00:54:45 ID:VOCdr4vl
昨日体験した話

朝起きて家の前でタバコふかしてると、隣に住んでるAさんに声をかけられた
「○○ちゃん、(私の名前)頼みたい事があるんだけど…ちょっとみさき(Aさんの娘さん、小1)の事見てやってくれないかしら?」
「別にいいですけど…どうしたんですか?」
「あたしの母さんが倒れて、病院に運ばれたのよ…たいした事無いらしいけど、みさきに教えるとうるさいから…」
「あー、みさきちゃんおばあちゃんっ子ですもんねー」
なんて会話をして、Aさんは病院に向かった。
4時頃には帰ると言っていたので、その間Aさんの家でみさきちゃんと遊ぶ事にした。

みさきちゃんは本を片手に、嬉しそうに私に話しかけてきた。
「あんねー、これがみさきがもってるなかでいちばんこわい本なの!」
手渡された本は、著作権侵害だか何だかでオカ板で話題になったあの本…
Aさん、2ちゃんねらーだったのか…ていうか子供に見せるなよ、とか思いつつもみさきちゃんの相手をしていた。

昼食を食べ、みさきちゃんの怖い話に耳を傾けているうちに、3時になった。
「あ、3時だ…そろそろお母さん帰ってくるかもね?」
私がそうみさきちゃんに言うと、彼女はなんともいえないくらい素っ頓狂な声で呟いた
「…かえってこないよ?」
「…なんで帰ってこないって思うの?」
「だって、おかあさんおばあちゃんのところにいったんでしょ?」
…なんで知ってるんだろうと一瞬ぞっとしたが、朝の電話の話を聞いていたんだろう、と思った。

775: 本当にあった怖い名無し 05/01/11 00:55:34 ID:VOCdr4vl
「なんだ、知ってたのか~…でも、大丈夫、4時頃には帰ってくるって言ってたから。」
「でもおばあちゃんしんじゃったもん、かえってこれないよ?おねえちゃんもおかあさんがかえってくるまでかえれないね~」
そう言ってみさきちゃんは楽しそうに笑ったが私は笑えなかった。
私は意を決して聞いてみた。
「どうしておばあちゃんが死んじゃったってわかったの?」
みさきちゃんは私の背後を覗き見るように動いた後、私に視線を戻して言った。

「おばあちゃん、おひるからずっとまどのそとにいるもん。テレビでやってたよ?くちからちをながしたひとがね、まどからのぞいててそのひとはもうしんじゃってるんだって。」

…私は振り返れなかった。
背後の窓から来る外の寒さが嫌に強く感じられた。
結局Aさんが帰ってきたのは7時前だった。
Aさんの母…みさきちゃんのおばあちゃんは、病院で急に容態が変わってお昼頃に急死したらしい。
Aさんの感謝の言葉を背にドアを開け家を出ようとしたとき、みさきちゃんがこう言った。

「おばあちゃん、おねえちゃんについていかないで、みさきとあそんでよー」
みさきちゃんの視線は私のほうを向いていたが、私自身には向けられていなかった。
みさきちゃんはすぐに何かを追いかけるように視線を移し、台所の方に笑いながら走っていった。

812: 長文スマソ 05/01/11 23:15:35 ID:cIzmqU6B
小学校の時体験した話。
夕方ごろ友達が忘れ物をしたというので俺、A、Bの三人で校舎に入った。
生徒はもう誰もいなく、廊下が夕日でオレンジ色になっていたのを覚えている。
で、忘れ物をとり、特にすることなんかないので帰ろうか、となったとき、Bが「おにごっこしない?」と。
俺とAもよし、やるか、となって、校舎の三階を使っての鬼ごっこ開始となった。
じゃんけんをしてAが負け、Aは三階の廊下の端っこで目を瞑り「いーち、にーい。。」と数え始めた。
俺は当時太っていて走るのは苦手だった。
つまり隠れるという作戦をとったわけである。

問題はここだ。どこに隠れるか。
教室と階段と廊下しかないのにどこに隠れよう・・。
教室は4つ。掃除のロッカーはなぜかなく他に隠れるようなところがない。
―あとは階段・・そうだ!屋上がある。
屋上のドアにぴったりくっついていればなんとかなるだろう。
Bだって俺よりも遅いしあいつが鬼になればこっちのもんだ。
とっさに屋上への階段をのぼりはじめた
。屋上までいくにはいったん踊り場までのぼり、踊り場を右に曲がりまた登る、というようになっている。
□==[屋上]
|| わかりにくくてすまそ
||
[廊下]

813: 812 05/01/11 23:16:06 ID:cIzmqU6B
俺は踊り場を曲がり上を不意に見た。
何かおかしい。
無表情のAがいる。
ただだらんと手をたらして立っている。
俺を見下ろしている。
にらんでいる?みつめている?なぜ?

Aは廊下の端にいるはず。
屋上への階段は丁度真ん中くらいに位置してる。
俺より早いといってもここまではこれまい。
だいいち、「にじゅいーち、にじゅにーい」と声がする。
ありえん。背筋が凍るような思いがした。

俺はその当時ドッペルゲンガーと本人とで目が合うと死ぬというようなことを知っていて、(これがドッペルゲンガーだったらまずい)ととっさに思った。
友達を死なすほうが怖い。
Aはもう30を数え終わったようだ。
こっちにこられると困る。俺は廊下まで後ろをみずに降り、「こっちだよー!」といって逃げた。
そのおかげか、Aは屋上にいかずにすんだ。
そのあとは帰ってしまったため、まだもう一人のAがいたかとかは見ていない。
オチはないけど、俺がみたAはドッペルゲンガーとやらなのだろうか。

怖くない&長文スマソ。

10: 本当にあった怖い名無し 05/01/15 14:31:25 ID:TqtsGUUh
もう10年も前のことです。

サッカー部の高柳君と川島君はとても仲が良くて、いつもまるで双子のように息が揃っていました。
勉強も体育も、一位と2位は絶対にこの二人のどちらかでした。
当然二人はクラスの人気者で、二人が学校を休んだときなんかはまるで火が消えたように寂しかったものです。
私は女子でしたが同じサッカー部で家が近かった事もあり二人とはよく一緒に遊びました。
私自身それが誇らしかったのです。
ちびで体も弱く、勉強だってそこそこといった程度の私にはこの二人と一緒にいられるというのはそれだけで他の人たちに対して優越感に浸れたのです。
これは、たしか小学3年の時のことです。

私たちは近所の小川、(今は区画整備で埋められて無くなっています)に釣りに出かけました。
当時私は誕生日の時に父にねだって買ってもらったインスタントのカメラをいつも肌身離さず持っていました。
そのときもカメラを持っていった私は二人を撮ってあげることにしたのです。
今思えばあのとき写真なんて撮らなければ、カメラなんて持ってこなければあんな事にはならなかったのに・・・・

12: 10 05/01/15 14:47:43 ID:TqtsGUUh
続きです。

家に帰って撮った写真を見ていると、あることに気がつきました。
それは高柳君と川島君が並んでいるところを撮ったものでした。
川島君の右腕の少し下、川の水面に人の目のようなものが写っていたのです。

当時の私は心霊写真という言葉は知っていましたがまさか自分にそんなものが撮れるとは思っていなかったので「気味が悪いな」とは思ったものの特に気にも止めませんでした。
サッカー部の練習の時に川島君が右腕を怪我したのはそれから何日か経ったときでした。
市内の小学校数校で行われる大会の最中にボールがボールが腕に当たり骨折してしまったのです。
川島君は入院することになりました。
私は妙な胸騒ぎを覚え家の机の引き出しからあの写真を出して見てみたのです。
すると写真は前に見たときとは全く様子が違っていました。
水面から顔を出した小さな男の子、その目は確かに水の中から伺っていたあの目でした。
そしてその子の手は川島君の右腕をつかんでいたのです。
怖くなった私は高柳君の家に電話し、来てもらうことにしました。
その写真を見た高柳君は「川島に見せたらショックを受けると思う」とこのことを川島君に言わないことを私に約束させ、その写真を持っていきました。

そして・・・・

16: 10 05/01/15 15:00:18 ID:TqtsGUUh
これで終わりです。

高柳君が写真を持って行ってから3日後、だったと思います。
川島君が亡くなりました。
病室から飛び降りたのです。
クラスの中に飛び降りた日に川島君の所にお見舞いにいった人がいました。
その人はこんな事を言っていました。
川島君はしきりに「あいつが来る」とつぶやいていたと。
先生や川島君のお母さんは「入院生活のストレスのせい」と説明してくれましたが川島君が死んだ本当の理由は・・・

ある日高柳君の家に呼び出された私はあの写真を見せてもらいました。
と言ってもそこにはもうあの男の子はいません。
写真は鋏で半分に切られ写っているのは高柳君だけでした。
「自分の方にもあいつが来そうだったから」
と高柳君は説明しました。
川島君が死んだときには男の子が川島君の体に覆い被さるようになっていたと言います。
「何でもっと早くに切ってあげなかったの?そうすれば川島君だって・・・・」
私は思わず声を荒げてしまいました。
すると高柳君はこう言いました。
「だってあいつがいると・・・・俺は1番にはなれなかったから」
夕陽にてらされた高柳君の顔は、あの男の子そっくりでした。

21: 本当にあった怖い名無し 05/01/15 17:07:18 ID:VMhVd5wl
>>10
なかなか良かったよ!

928: 本当にあった怖い名無し 05/01/14 15:18:09 ID:7ykKyJTG
友達の話です。
その友達がまた、幽霊とか全く信じてなくて、心霊話とかしても「嘘だーーw」てタイプなんで余計に怖かった。
実家から1キロ位の所にちょっと雑木林みたいな所の横に、線路をくぐるトンネルみたいのがあって、
10年位前、まだ10代だった友達mとnはその周辺にエロビデオの自販機があって(笑)人目のつかないそこに、夏の雨の日深夜車でその自販機に物色に行ったらしいんだけど、そのトンネルをびっしょりになって真っ白い服を着てはだしで走ってる女の人がいて、
「い、今の見たあ??子持ち悪ーー、、」
「uターンしてみよう!」
とターンしたらもうすでに誰もいなくて「こ、怖、、」とか言ってたそうです、

でそれから2年後に、社宅で旦那さんが若い奥さんを殺した事件があって(てか判明して)
自供によるとそのトンネルの雑木林に2年前の夏、死体を埋めて、て事で、そこ掘り起こしたらそこから女の人の白骨死体が出てきたそうです
で友人mとnはその事すっかり忘れてたんだけど、地元では新聞に載る位のニュースになって「じゃ、、あの女の人と関係あるのかな、、、」と思い出して怖がってました、

929: 本当にあった怖い名無し 05/01/14 15:21:38 ID:pKWjNzP9
これは俺が中学生の時の体験で恐怖感はあまり無く、今でも思い出すと不思議な気持ちになります。
中学二年の二学期に、急性盲腸炎で緊急入院しました。
定期テストの前だったのでよく覚えています。
明け方に腹痛を覚えてそのまま救急車で運ばれ、即日入院で手術に備えました。
手術は翌日に決まり、痛み止めを服用してその日は病室で横になっていました。
病室は6人用の大病室でしたが、入院患者は僕と、その隣の人しかいませんでした。

夕方、仕事を終えた母が着替えや身の回りのものを持って見舞いにやって来ました。
しばらく話をしていると、60歳くらいのお婆さんが病室に入ってきました。
隣の人のお見舞いのようでした。
母が「これから一週間ほどですがお世話になります」と挨拶すると、向こうも「若いですからすぐに元気になりますよ。こちらこそよろしく」と微笑んでくれ、とても感じの良い人でした。

930: 929 05/01/14 15:30:29 ID:pKWjNzP9
お婆さんは、隣の人のベッドのカーテンの中に入り1時間ほど話してから帰っていきました。
面会時間が終了して、母も家に帰りました。

その夜、僕は翌日の手術のことを考えて少し興奮し、すぐに眠れませんでした。
すると隣のカーテンの中から話し掛けられました。
「やぁ、この病室に入院してくる人は久しぶりだ、ここ何ヶ月か1人だったから退屈だったよ。どうして来たんだい?」
と聞かれました。
声の感じから、どうやらさきほどのお婆さんの旦那さんのようです。
優しい声でした。
「盲腸です。今日の朝に急にお腹が痛くなってしまって・・・テストもあるんですけどね。」
などと、僕は学校のことや部活のことなども話しました。
母が帰り心細かったので話相手が欲しかったのもありますし、相手のお爺さんの声が優しかったのでスラスラと話せました。
お爺さんは笑いながら話を聞いてくれて
「若いというのはそれだけで素晴らしいね。大病で無くて良かったね。」
と言ってくれました。
私は、悪いかとは思いましたがお爺さんにも入院理由を尋ねてみました。
「もう悪いところが多すぎて、何が悪いという訳でもないんだよ。寿命と言うには早いが私は満足しているんだ。おそらくもう退院は出来ないだろうけれどね。」
と言いました。
内蔵の病気を併発しているとのことで、確かに長く話しているとつらそうでした。
僕は、急に悲しくなって
「そんなことはない、僕は先に退院するけれど、お見舞いにも来るしいつか退院できますよ。」
と言いました。

自分が病気になってみて、どんなに心が弱るか少しだけ分かった気がしていたので、元気づけられればと思ったからでした。

931: 929 05/01/14 15:41:03 ID:pKWjNzP9
お爺さんは笑いながら僕にお礼を言ってくれました。
そして次の日、僕は手術をしました。
全身麻酔だったのでその後の半日を眠ったまま過ごしていました。
目を覚ますともう夕方を過ぎており、ベッドの周りには母と父が待っていました。
あと1週間ほど入院して、経過が良好なら退院できると説明されました。
しかし気になったのは隣のお爺さんのベッドが空いていたことでした。
病室移動かもしれないと思い、その時は、退院する日に挨拶をしにいこうと思った程度でした。
経過は思ったより順調で、5日ほどで退院の日になりました。
僕が入院道具を整理していたらあのお婆さんがやって来ました。
僕がお爺さんのことを聞こうと思いましたがお婆さんが涙目なのに気がついてすこし動揺しました。

するとお婆さんは「あの人が手紙を書いていたのよ。渡すのが遅れてごめんなさいね。」と僕に手紙を渡してくれました。
そこには「最後の夜が1人でなくて良かった。ありがとう。元気に育ってください。」そいうような内容が乱れた字で書いてありました。
話を聞くと、お爺さんは僕が手術をしていた日の午前中に容態が急変して、そのままお亡くなりになっていたそうです。
僕は泣きながら「僕もあの夜はお爺さんと話せて安心できました。心細かったけれどとても優しく話をしてくれた。」とお婆さんに言いました。
するとお婆さんは不思議そうな顔をして説明してくれました。

説明によると、お爺さんは喉の腫瘍を切り取る手術が上手くいかずに、声帯を傷つけてしまったために話すことはもちろん、声を出すことはほとんど出来なかったらしいのです。
最後の手紙は、恐らく亡くなる前日の夜に、自分なりに死期を悟って書いたのだろうとのことでした。
今でも、あの夜にお爺さんと話したことを思い出します。
あれはなんだったのでしょうか。
不思議だけれど、あの優しい声は忘れないと思います。


引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1103819372/

引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1105765771/