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39: 本当にあった怖い名無し 05/01/16 02:29:48 ID:h//4paBZ
文才ないから上手く書けるか判らんけど、唯一の心霊(?)体験を。
俺が高校一年の時の話で、その頃の俺は釣り、特に沢釣りに嵌っていた。
主に岩魚なんかを釣っていたんだけど、この類の魚は凄く敏感で、すこしでも人の気配を察すると直ぐに逃げちゃう魚だったから、俺は釣り場に先客がひとりでもいたら帰っちゃっていた訳。
その釣り場ってのは獣道を二十分ほど入っていた、まあ山奥だったんで、いつも学校の帰りに沢への入り口に細い糸を渡して誰かが入ったら判るようにしておくのが日課になっていた。
一応言っておくとこの糸は凄く細くて普通には見えないし、触ると直ぐに切れちゃうのね。
だから誰かが引っかかれば直ぐに切れるって事。

そして、あの日。
チャリで山道を上がり、沢の入り口へ。
前日に張った糸は…切れていない。
ツー事でさっそく獣道を掻き分け沢に向かう俺。

40: 本当にあった怖い名無し 05/01/16 02:32:16 ID:h//4paBZ
で、沢に着くとすぐに釣りを始めたんだけど…。
なんか川上の方から人の声が聞こえるんだよ。
それも複数で騒いでるような。

俺「あれ、おかしいな?糸は切れてなかったし…」
ここの沢への入り口はその獣道を通る以外、普通には入ってこれないような山深い場所だし、糸も切れてなかった。
そもそも俺が今いる(釣りをしている)場所から上は、川幅もすごく狭くなり、木がもわーっと覆い茂っていて、遊びで人が入っていくような場所じゃないんだよ。

俺「でもまあ…馬鹿共が入り込んで遊んでるのかな…」
と、ひとりで納得。
納得っていうか納得する以外ないよ、その時点では。
その時も上の方から遊んでるような声が聞こえてくるし。
ともかく、そいつらとは声の調子から距離が離れてるのが判ったから、多少、うんざりしながらも釣りを再開したんだ。
そしたら始めて直ぐに今度は川上から葉っぱが大量に流れてきやがった。
もう水面を埋め尽くす位の量の葉っぱが。

俺「馬鹿野郎!なにしてんだよ!」
当然、激怒する俺。
だって魚、逃げちゃうじゃん。
つーか釣りどころじゃねーし。
もう絶対に上で馬鹿騒ぎしてる連中がやってるんだと思った俺は、文句の一つ…
も言ってやりたい処だけど、相手が複数じゃ怖かったんで、とにかく騒いでる連中を見てやろうと思って、川に沿って川上に向かって歩き始めたんだ。

41: 本当にあった怖い名無し 05/01/16 02:34:13 ID:h//4paBZ
上にのぼっていくに従って川幅は狭くなり、左右から木々が覆いかぶさり、もうなんつーか、ジャングル探検隊みたいな状態に。
ただ暫く黙々と進んでから気がついたんだけど、連中の騒ぎ声の中に女の声も混じってたんだ。
良く考えるとおかしいよな、こんな場所に女なんて。
だって川の中をバシャバシャと歩かないと入っていけないような場所なんだぜ、ここ。
いくらふざけて遊ぶ為だからってこんな気味の悪い&足元ビショ濡れみたいな場所に、いくら馬鹿な女だって嫌がるだろ?
その辺まで考えてたら、急に騒ぎ声が止んだんだよ。
もうなんていうのかな、本当に静寂に包まれたって感じ。

そしたら急に俺気味悪くなって来てさ、
俺「もうどうでもいいや、帰ろう」
と思って速攻で今来た道…つーか川を下り始めたんだよ。
そしたら、後ろでバシャンとかでかい水音がしたと思ったら、バシャ、バシャ、バシャとか俺の方へ音が向かってきたんだよ。
もう怖くてさ、一目散に猛ダッシュ元いた場所もすっ飛ばして釣り道具も置き去りにして沢の入り口まで逃げまくり。
で、恐々、沢の入り口をその時始めて振り返って見たら、なんかいるんだよ、野郎が。
沢の入り口から影になって薄暗い木々の中にヌボーっと突っ立ってコッチ見てんのよ。
俺がビビッて動けずにいたら、どれくらいだったかソイツは沢の奥に入っていった。
もう二度と近寄らなかった。
釣り道具はもったいなかったけど怖くてとてもじゃないけど近づくのも嫌だった。
アレが幽霊だったのか変態だったのか未だに判らないけど、これが俺が唯一体験した心霊体験。
長文になった上、読み難くて御免な。

44: 本当にあった怖い名無し 05/01/16 03:04:32 ID:+iP/IYcc
5年程前の話を書きます。
文章下手なんで読み辛かったら御免なさい!
その当時、僕は学生で厚木に住んでいました。
大学の友人4~5人と駅の近くで遊んで、そのまま山の麓の僕の家へ来ることになりました。
時刻はだいたい夜中の1:00を回った頃でした。
僕の家へ向かう途中に当時コ○ズという超大型のスーパーが有りました。

夜になると真っ暗で、だだっ広いそのスーパーは虫取りの青白いライトに照らされ気味悪かったんですが、そのスーパーの手前辺りでひょんな事から怖い話になり、友人の一人が幽霊はいないと言い出したんです。
そして、その友人が冗談で「んなもん居るもんなら今出てきてみろよ!」と言ったんです。
その友人がそう言うや否や、コ○ズの地下駐車場の方から「うわああああああああああ!!!!!。」という猫の叫びと人語の中間のような女の子の叫び声が聞こえたんです。
声は地下駐車場で反響してその場にいた全員が何がなんだか分からないパニック状態に陥り、瞬間的に全速力で走り出していました。

45: 本当にあった怖い名無し 05/01/16 03:05:29 ID:+iP/IYcc
何十メートルも全員無我夢中で走り、大分来た辺りで赤信号で足止めされたんです。
皆ゼイゼイしながら中にはパニックで泣き出す子も出る始末です。
そして、そんな信号待ちをしている僕らのその直ぐ真後ろで「シンジテヨ・・・。」という女の子供の声がしたんです。

もう皆再びわめきちらし車も通ってなかったので信号無視で全速力で僕の家まで走りぬけました。
その日は全員男も女も無く皆集団催眠のように涙を流しながらなんとか寄り添って寝ました。
そして、次の日、幽霊を信じないと言った友人が自宅に帰り家電の留守録を再生すると丁度夜中の1;00頃にメッセージが一件入っていたそうです。
友人は怖くて聞かずに消去してしまったとの事ですが、何が入ってたんですかね?
ちなみにその時一緒だった全員は未だに特に何も悪いことに巻き込まれてません。

77: 本当にあった怖い名無し 05/01/17 04:37:55 ID:6xW3RDMo
じゃ、うしみつ時通り過ぎてもう夜明けだから雰囲気でないけど、家モノでひとつ。
結婚し、いままでの住居が手狭になったので、私の祖父が持っていた家に引越し。
そこは都心に近くその割りに静かでしかも家自体建築が凝っていて、私好み。
「しかし、こんないい物件よく見つかった・・・っていうか提供してくれたよな」
という一抹の疑問はあったものの、そこに引越しをすませたその日の夜。

2階で横になっていると、どこからか不振な音が微かに聞こえる。
その音はガリガリ・・・とも人が歩き回ってるようにも聞こえる不思議な音だったが、「ネズミでもいるんだろう」と明日ネズミホイホイを設置することを決意して、それ以上は気にせず、その日は眠りについた
しかし、仕掛けたネズミとりにネズミはかからず、そして歯形や食べ物が荒らされるといったネズミ特有の現象も見られなかった

・・・音以外には

78: 本当にあった怖い名無し 05/01/17 04:45:45 ID:6xW3RDMo
ある日、私が自室でぼんやりしていると夫が「こんな夜中に何はじめたわけ?」と憤然とした顔で入ってきたので「何って・・・別に何も」と答えると、上で(夫は一階の部屋使用)飛んだり跳ねたりドスンバタンと大変うるさい、とのこと。

しかし、私はそんなことはしていないので「単にぼーっとしていただけ」と答えるしかなく夫は夫で「じゃさっきからの音はなんだよ!?」とやったやらないで、口論になった。
「・・・!」
口論の途中、2人ほぼ同時に気がついたのだが、私がいた部屋は夫が寝ていた部屋の上に位置してはいなかった。
つまり、夫の部屋の上は誰もいない、はず、だったのである。

80: 本当にあった怖い名無し 05/01/17 04:54:34 ID:6xW3RDMo
その後も我が家はうるさかった。
夫婦2人しか住んでいないというのにまるで、大人最低4人+子供3人+大型犬一匹+ネズミ2匹が同居しているかのようである。
今も、机の前の壁の向こうから咳をする声、テレビをつけている時のような耳障りな合成音声その他諸々の音が響いている。
もちろん壁の向こうに誰かがいるという事実はない
(隣家との間には庭がある)

目には見えない同居人との生活はいつまで続くのだろうか・・・
このことを知ってたから祖父は、私たちにこの家を提供してくれのか!?

95: 振り袖いちま 05/01/17 20:47:14 ID:XpYL2V++0
「叔母のCTスキャン」

俺の叔母は脳腫瘍こじらせて鬼籍に入ったんだけど(脳腫瘍→悪性腫)むろん悲しかったがそれ以上に恐ろしい死に方だったんだと今にしてみれば思う。

入院してから早いうちに脳腫瘍だって診断は受けていて、叔母ももともと楽天家だったので対して気にせずに治療を続けていた。
まぁ見舞いに行ったら行ったで大好きなヒロタのシュークリーム5個も平らげるぐらいだったので親戚一同たいして心配もしてなかった(俺の分まで食った)。
見舞いに行って病室で写真を撮ったり、一時退院で地元のうまい寿司屋で写真を撮ったりしてお気楽だったわけだが、どうも俺と彼女の姉であるお袋は奇妙なことに気がついていた。

ぶっちゃけ心霊写真らしきものが撮れるようになった。
病室で撮った写真には肩から指がのぞいていたり、窓の外に異形が写っていたりした。
寿司屋での写真にはカウンターの一番端っこに黒い男が座っていたりと日増しに撮影する写真にはそういった禍々しいものが写り込むようになった。
決定的だったのは病室のスナップにあるはずのない市松人形が写り込んでいたときだった。
叔母はやっぱり楽天家なので、「ぼやけてるけどかわいい!座敷童かしら」とお気楽だったのだが。
お袋と俺は何ともいえない気持ちになって、主治医に実際のところはどうなのか?と食い下がった。

数日後、俺とお袋は主治医に呼び出され余命1年と宣告された。
お袋はがっくりと力をなくし、俺は仕方がないので主治医の話を聞くという手はずになってしまった。
主治医がCTやMRIの写真を取りだして架台に掛けて説明を始めた。

96: 振り袖いちま2 05/01/17 20:48:26 ID:XpYL2V++0
何枚も何枚も叔母の頭の輪切りが連なっている写真を見ながら何とか叔母の病状を理解しようと俺は必死になって主治医に質問をした。
これが腫瘍なのか?
ここの影は何だ?
俺たちはどう叔母に接したらいいのか?
などなど。

そのたびに主治医は親切に答えてくれた。
拡大のCTの写真?を見せられたとき、俺はどうも腑に落ちなかった。
叔母の病巣のあたりにもやがかかっているように撮れている写真。
こんなにひどいのか?と俺は本気で心配になり主治医に強く質問した。
すると主治医は沈鬱な声で「この写真だけが変なのです。どうやってもうまく撮れません」と答えた。

CTであるにもかかわらず、叔母の後頭部にはもやがかかっている。
そのもやはCTであるにもかかわらず、まるで後頭部からそのもやが抜けて行ってるかのように輪切りの頭部に写っている。
CTなので人体以外に影が映ることはまずない。
にもかかわらず、そのもやは抜けていく魂のようにぼんやりと、しかしはっきりと流れを作って写っていた。

それから半年、叔母はすっかり抗ガン剤の副作用で髪が抜け落ち、藁半紙のような皮膚になっていた。
大好きなシュークリームもマグロの握りも受け付けないようでただ横たわって俺たちが来ると薄くなった唇でかすかに微笑んでいた。

98: 振り袖いちま3 05/01/17 20:49:52 ID:XpYL2V++0
いつしか心霊写真は撮れなくなり、正確に叔母の現状をカメラは映し出すようになっていた。
主治医が最後のCTを見せてくれることとなった。
はっきりと叔母の後頭部には腫瘍が認められる。
大きかった。片目はもう見えないはずです。と主治医は告げた。

なるほど脳のあちこちに広がった腫瘍は素人が見ても視神経を押し出そうとしているのがわかる。
「これだけはお見せしたくはないのですが、我々もなんだかわかりません。でも現実に撮れたCTです」
と主治医は困惑しながら俺たちに告げた。
「質問はしないでください。機械の故障でもありません。ご親族の方が判断してください」
そういって主治医は別の封筒に入ったCTを架台にかけた。
頭頂部から連続で撮影したCT。
なるほど。叔母の脳は腫瘍だらけだ。

一枚目、二枚目、三枚目そして6枚目がかけられたその瞬間、俺とお袋は声を上げた。
「いちまさんだ・・・」
そこには後頭部に髪の毛を広げた逆さ写しの市松人形がぼんやりではあるが確かに写っていた。
見間違い、錯覚、見当違い。
どの言葉もむなしくなるほどそれはしっかり写っていた。
後頭部から髪の毛があふれ出している。
脳のしわに見えた模様は明らかに優しい表情の市松のそれだ。
次の写真は何も写っていない。
その写真だけにその人形は写っていた。

99: 振り袖いちま4 05/01/17 20:51:17 ID:XpYL2V++0
きっかり一年後、叔母は鬼籍に入った。
別段苦しむこともなく、ゆっくりと眠っていった。
棺には叔母のかわいがっていた市松人形を納めた。
あのCTに写った市松人形はこれだと思った。
果たしてこの人形が叔母を連れて行ったのか、それとも苦しまないように守っていたのかそれはわからなかった。
ただ何らかのメッセージを持っていたのは間違いないと思う。

その叔母とともに鬼籍に入った市松の姉妹人形はいまうちに形見分けで残されている。
叔母の優しい表情の写真と週替わりで供えられるお菓子と一緒にその人形は俺のうちを見守っている。
何となく安心だが、もし俺がCTを取るような事態になったらできれば写ってはほしくないのが本音だ。

終わり

101: 本当にあった怖い名無し 05/01/17 21:19:09 ID:2xG4yYlo0
生前の叔母さんが人形に関わっていた(家で大事にしていたとか)かどうかが気になりますな。もしくは因縁があったとか

104: 振り袖いちま 05/01/17 21:47:29 ID:XpYL2V++0
>>101
因縁はばっちりだよ。
だって叔母の家の家業、市松人形の人形師だもん。
たしか旦那さん(叔父さんね)が3代目。
俺が4代目の跡取りになるところだったよ(´Д`;)
まぁ、それはそれでよかったんだけども。
でも実際はパテ練ってる方がいいなぁw

106: ランキング5位 05/01/17 21:52:06 ID:DGqBmtGs0
ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろうとおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。
結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずにその子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、病院で撮った写真の事を思い出しました。
それを現像に出し取りにいって見てみると、その写真が見つかりません。
写真屋さんに聞いてみると、「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。
不審に思ったお母さんは娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。

そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけがミイラのような状態で写っていたそうです。
それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養してもらうといい写真を持ち帰りました。
それにしても恐ろしい写真だったため霊能者のところに供養してもらう時にこれは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。
やはり無理に頼み込んで話を聞ける事になりました。
その霊能者が言うには、
「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」
今まで聞いた中で一番恐かった話です。


引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1105765771/



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