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960: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:52:43.72 ID:zMC3jCdW0.net
25歳の夏のある休日、友達と河原でBBQをした。 
メンバーは私、K子、E子で全員女。小中と全員持ち上がりの田舎地域だったから学年全員が幼馴染みたいなもので、特に私たち三人は小学校のクラブから中学の部活もずっと一緒でずっと仲が良かった。 
K子はめっちゃ美女で学年のマドンナ的な子で天然、E子はサバサバしてる姉御肌。 

女三人でのBBQというと珍しいかもしれないけど、海なし県で川は多い、BBQ大好き(むしろBBQしかすることがない)みたいな県民性だから皆も慣れてたんだと思う。 
地元の本当に近くの河原(徒歩で行けるレベル)でやった。 

普通にBBQしてお酒飲んで、暑くなったら川に入って過ごした。 
(飲んでいるので泳ぎはしないけど、温泉みたいに肩までつかる程度) 

夕方になって、そろそろ帰ろうか、という話になり、K子がK子の兄(S兄ちゃんと呼んでる。イケメン)に電話をかけた。 
S兄ちゃんのことは私もE子も昔から知ってて、子供のときはたまに一緒に遊んでくれた。その日も、暇だからと送迎を買って出てくれてた。 
S兄ちゃんの車が見えて、荷物を皆で運び出した。 
ほとんどを積み終えて、あとは自分の着替えの入ったカバンだけだし、そのまま家に送ってもらえるという話だったので、暑かったしまた腰くらいまで川に浸かりながらジャバジャバと車の方向に歩いていった。 
(車のシートは濡れないようビニールシートで保護済) 

そのとき、ふと川の反対側を見た。ちなみに川幅は20Mくらいで、反対側は少し河原部分があって奥は森。 
私は視力がいいのではっきりと見えたんだけど、河原の石や岩に混じって、薄汚れた卵があった。 
普段食べている卵と形は同じなんだけどサイズはけっこう大きく、ハンドボールくらいの大きさだったと思う。 

(なんの卵だろう?鳥かな?)と立ち止まって見ていると、卵が割れだした 。
中身がわかると思って凝視していたら、卵にみっちりと詰まっていたのは一匹の黒っぽい蛇。



961: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:53:27.49 ID:zMC3jCdW0.net
この世で蜘蛛よりゴキより蛇が苦手な私はそれだけで「ぎゃあああ!」と叫んで逃げ出した。
やつらが水面を滑るように泳ぐ姿が頭に浮かび、もう走っているのか泳いでいるのかわからないくらい必死に手足を動かした。
だけどなぜかそれから目が離せなくて、最初は首だけで振り返ってたんだけど、だんだん後ろ向きに走るみたいになりながら見てた。

多分最初は蛇がこっちに来たらいやだくらいの気持ちだったんだけど、ずっと見ていたらそれがただの蛇じゃない、むしろこの世のものじゃない気がする、と思えてきた。
実際に卵から出た蛇は孵化したときよりも大きくなっていて、ついに立ち止まって見てみると、手足が生えてきていた。
体は思いっきり蛇なのに、人間の赤ちゃんみたいな黒い手足が体内から出てくるようにゆっくりだけどぬるぬると生えてきてて、ものすごくおぞましくて気持ち悪くて、少し吐いた。
なにが一番怖かったって、変形?してる最中、蛇の頭がずっとこっちを向いていたこと。
「こいつ、私を見てる」って思った。思ったというより「わかった」っていう方が近いかも。

962: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:54:06.17 ID:zMC3jCdW0.net
水の中では走っても進んでなくて、全然距離は離れていない。けど、ここから逃げないと、って思った。

逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ。
あいつは来る。私を追ってくる。
絶対についてくる。

K子やE子の声を無視して、そこから全力疾走で逃げた。クロックスも脱ぎ捨てて25歳の女が、裸足で走った。

どれだけ走っても、ついてくるってわかっていた。むしろあいつが今はもう卵の場所から動き出していることとも、なぜだかわからないけどわかってた。
そしてあいつがこの世のものではない、ということも。

963: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:54:49.27 ID:zMC3jCdW0.net
たまに怖い話を2ちゃんで読んでいた私は、「寺か神社に行けば助かる!寺か神社!」と思いつき、走りながらどこに向かおうかと考えた。
というのも、同級生に実家が寺の子が2人、神社の子が1人いて、地元の同級生だからどの家もそれなりに近いから選択肢として浮かんだんだ。

ただ、2つの寺は私の実家と少し宗派が違って(東とか西とかそういうの)、檀家でもないのに大丈夫?と思った。
さらに、私の実家が檀家になっている寺は走っていける距離じゃなかった。そこで、今思うと冷静なのかバカなのかわからないけど、じゃあ神社だ!って思ったのよ。
宗派どころか宗教が違うやんって感じなんだけど、初詣とか受験前とかは絶対その神社に行ってたから、ひょっとしたら神様が私のこと覚えててくれてるかもしれない!と思って。今思うとバカやな。

その神社に向けて走ろう、あと1キロも走ればつくはず、それまでは絶対追いつかれちゃだめだ!って半ばパニックになりながら走った。
心臓はバックンバックンいってるし体は恐怖で思うように動かないし、田舎とはいえ下はアスファルトだから裸足の足は痛いし。
でもあいつが近づいてきてるのを感じてた。私の走るペースよりほんの少しだけ早く。
普通の蛇のように進んでいるのか、あの不気味な手足を動かしているのかわからなかったけど。
もう私も泣いてて、やばいやばいやばい!!助けて助けて!!って頭の中で叫んでた。

964: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:55:45.19 ID:zMC3jCdW0.net

そのとき、後ろから「Yちゃん!(私の名前)」と呼ばれた。
誰?誰でもいい、助けてって思って振り向くと、K子のお父さんがいた。
ちょうどK子の家の前あたりだったからかと思ったけど、いつもはジャージ姿のK子父が袈裟を着てたから、「あ、この状況をわかってくれるんだ」とふと思った。
そう、さっき言った実家が寺の同級生の一人がK子なんだ。

もう私その場にへたり込んで、「たすけてください…」って言った。
そしたらK子父が「大丈夫だよ」って言ってくれて、さらに後ろの方からK子たちが走ってくるのを見て、ちょっとだけ安心したのを覚えてる。
私はもう立ち上がる気力もなくて、S兄ちゃんとE子に抱えられて、皆でK子の家に向かった。

通されたのは2階にあるK子の部屋。
そして、私とK子父だけ残して皆はバタバタと部屋から出て行った。
疲れと泣きすぎ、更にそのときもずっと続いていた恐怖で頭はまだ働いてなかったが、思い出す限りのK子父との会話。

965: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:56:19.19 ID:zMC3jCdW0.net
「ちょっとここで待っとってね。今皆がYちゃんからあれを祓う準備をしとるから」
「本堂じゃないんですか?」
「祓うまであれをYちゃんに触れさせたらいかん。その邪魔をするには本堂は広すぎるもんでね。」
「なんで、わかったんですか?」
「SとK子が血相変えて帰ってきたからね。Yがやばいって言いながら。Yちゃん見たらすぐわかったわ」
「あれはなんなんですか。なんで私についてくるんですか?」
「あれが何かはわからん。わからんけど、まずこの世のもんじゃないわな。あれに触ったらいかん。絶対にいかん。Yちゃんに目をつけたのは特に理由はないと思う。本当にたまたまやね」
「おじさんが準備しなくてもいいんですか?」
「今俺がYちゃんから離れたら、あいつがこの部屋に入ってくるもんでかんわ。わかるやろ?もうこの部屋の外におる」

わかっていたけど、わからないふりをしていた。もう私に追いついて、K子の部屋の窓の外や屋根の上を、隙間を探すように這っていたあいつを。

そこでS兄ちゃんが準備ができたと私たちを呼びに来た。
そのときまで知らなかったが、K子の部屋を出てさらに奥に進むと、本堂の4分の1くらいの大きさの堂?がもうひとつあったんだ。
本当に寺の本堂の縮小版っていう感じで、仏像とかもしっかりあった。

966: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:57:17.31 ID:zMC3jCdW0.net
その中心に座布団があって、そこに座ってと言われた。
仏像の方をむいて座り、私の背後にK子父が座った。K子、E子、S兄ちゃんはさらに後ろで座ってこっちを見てた。
背中からパラパラと何かを振りかけられた気配がして(後から聞いたが塩だった)K子父の掌が背中に触れた感触がした。
すぐその部分が熱くなり、熱!って思ったんだけど、次の瞬間に鳥肌がたって、全身の毛穴が無理やり開かされた感じがした。髪の毛も逆立ってる感覚。
それで、その開いた毛穴全部からふっと何かが抜けた。その瞬間、「あ、助かった」って思ったんだ。
実際ヤツの気配はまだ感じるんだけど、もう私を追いかけてないっていうか、私を見つけられないって感じだった。

そのお祓い?は本当にそれだけで終わって、K子父が「よし、もういいよ~」と軽く言った。
2ちゃんでよく見るようなお札とかお経とかなにもなくて、お祓いってこんなものなの?ってぼーっと考えてたのを覚えてる。
でもK子とE子が抱きしめにきてくれて、「よかった、よかった」って言ってくれた。私もそれで本当に安心して、また泣いた。

968: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 17:57:58.92 ID:zMC3jCdW0.net
落ち着いてからK子父に「私は本当にもう大丈夫なんですか?また外に出たらついてくるってことはないんですか?」って聞いたら、
「Yちゃんについてた“目印”を抜いたから大丈夫。もう見つけれんわ。その代わり今度は俺を目指しとるみたいやけど」と言って笑った。
それはそれで大丈夫なのかと思ったが、K子家一同で笑ってたから大丈夫かと勝手に納得した。

その夜は結局K子家に泊まり、K子とE子に挟まれて寝た。次の朝起きたらあいつの気配がなくなっていて、居間に行ったらK子父がいつものジャージ姿でそうめんすすってたからほっとした。
ぶっちゃけ昔からK子家に霊感というかそういう力はないんやろうなと思ってたから心の中で謝罪した。

結局いろいろ調べたけど、あいつの正体はわからないままでした。
なにかご存知の方、似た体験された方がいたら教えてくれたらうれしいです。
長くなってすみませんでした。


1001: うしみつ 2032/3/2(火) 04:044:44.44 ID:usi32.com

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