gleise-3965154_1280


50: 本当にあった怖い名無し 2005/03/29(火) 16:50:19 ID:iHXIG4QL0
長文ですいません。
2レスになります。

私が妹とアパートで2人暮らししていたときの話です。
アパートの近くで交通事故があり、女の人が亡くなりました。
その場所は駅の近くの線路沿い、通勤のために毎日通るところで、嫌だなとは思いましたが、そのまま行き帰り歩き続け、いつしか事故のことも忘れていました。
そんなある日の夜、帰りがけにそこを通りかかったとき、道端の電話ボックスの電話がいきなり鳴り出しました。
一瞬でそこが死亡事故現場であることを思い出し、私はパニクりました。
もしその電話に出ていたら、途方もない恐怖を味わえたかもしれませんが、そのときは余裕なし。
半泣きになりつつ走って逃げました。
アパートに着き、今あったことを妹に話しつつ着替えていると、タイミングよく家の電話が鳴りました。
妹が受話器を取りましたが、すぐに切りました。
「無言電話だった」

続きます

52: 本当にあった怖い名無し 2005/03/29(火) 16:52:45 ID:iHXIG4QL0
続きです

しばらくして、また電話がかかってきました。
妹は「もう電話に出ない」と態度で表していたので、仕方なく恐る恐る受話器を取りました。
また無言電話。
でもまったくの無音と言うわけではなく、よく聞き取れない雑音がしていました。
気味が悪く、すぐに切ろうとしたら、突然ガーッという雑音が次第に高まりながら聞こえました。
私はその音に聞き覚えがあり、何の音かすぐにわかりました。
スピードを落とした電車の通り過ぎる音。
駅が近い、線路沿いのあの場所でよく聞こえる音でした。
じゃあ、この電話をかけてきているのは・・・。

私はたたきつけるように受話器を置き、頭から布団をかぶって朝まで震えていました。
言うまでもなく、翌日からは駅までの往復ルートを変え、それでも不安で父の中古車をもらい、車通勤にしました。

以上です。

15: 2005/03/29(火) 00:45:06 ID:fSBWAl/A0
昔、走り屋の友達に山につれてってもらった。
まぁ俗に言う走り屋のスポット、峠のことやね。
信長ゆかりの城が建ってる山なんだけど、そこには二種類の走り屋がいるの。自動車で走る走り屋とバイクで走る走り屋がいたの。
その道は山を横断するようになってて、バイクと車は山の頂点付近で折り返しお互いがぶつからないようにしていた。
まぁその山には展望台があって名古屋市とかまで見える美しいトコだったんだけど…
走り屋対策のためにね、10時半に山のゲートが閉まるようになってた。
普段は走り屋が結構いて一般者はハザードたきながらでないと上れないようななんよ。

最初に戻るけど、その走り屋の友達と展望台まで行くことになった。
途中で腹がへってラーメン食べたもんだから、ゲートが閉まる時間に間に合わなかった。
11時半くらいかな?しょうがないから入り口の公園に車を止めて、ゲート乗り越えて展望台まで上っていったわけよ。
すると歩いてる途中、上のほうから一台のバイクがぶ~んと走る音と灯りが見える。
車の走り屋だった彼は「あ゛っ?どこのルール違反の奴だ?」と半切れ状態。
まぁお前が言うかとは思ったけど、そこは車の走り屋の道だったわけよ。
暫くすると引き返したのか、自分らが登ってる反対側に消えていった。
「ときたまいるんよ。ああいう馬鹿が」
と言われ納得したものの、ゲート閉まってるのにどうして?という疑問が。
まぁ聞くのも鬱陶しく思われるだろうから聞かず、暫く登ってたんだけと、今度は後方からバイクの高い音が。
ちょっとありえないことに気づき「怖いし第一展望台までじゃなく、第二展望台で引き返そうか」って話になりました。

16: 2005/03/29(火) 00:46:13 ID:fSBWAl/A0
それから展望台まで行って同じ道を引き返すことになりました。
まぁ綺麗でした。
それを見るまでは。展望台はちょっと突き出しており、下の道が見えるのです。
そこに「武者ライダー」がいたのです。
こうやって書き込んでる自分でさえ笑ってしまう話なんだけど、武者がバイクにのっかってるんです。
もう見惚れるくらいに格好いい武者が。

私の見てるものに気づいた友達が更に爆弾発言を。
「あれは武者ライダー!そっか、さっきのは武者ライダーだったんか!」…
暫く空いた口が止まりませんでした。
走り屋の友達の知り合いかと思い尋ねてみると、「ううん、あれは武者ライダー。ああやってこの山の平和を守ってるのさ」そういう彼はどこか遠い世界に行ってるようでした。
それからズダーン!と受身も取らずブッ倒れました。
慌てた私は友達を担いで、追いかけてくるんじゃという不安がありましたが山を降りました。
道なんて無視して林をつっきる勢いで。幸い友達は「人間軽量化」とかほざいてただけあって比較的楽に下山できました。
一刻も早くその場所から遠ざかりたくて、友達の車を必死で運転して彼の家まで行きました。

まぁそれからはてんやわんや。
友達の両親に色々聞かれたりして病院に行ったりして。まぁ…結局いまでも謎なんだよね。友達に聞いても覚えてないって言うし。
結局今でも同じ場所で走ってるみたいだしね。考えるだけで今でもアレはなんだったのかと考え込みます。
文章に書くと全然怖くもなんともないな・・・(w

46: 本当にあった怖い名無し 2005/03/29(火) 11:19:03 ID:qXJAtQMm0
>>15
うわ!それおれの実家の近く。
今度行ってみよ。

86: 本当にあった怖い名無し 2005/03/30(水) 07:21:06 ID:5SuXK4Zv0
俺が消防の頃の話だけど、近所に廃病院があった。
建っている場所の周りが原っぱで比較的開けていたから当時は別に怖くもなかったしよくかくれんぼとか鬼ごっことかして遊んでいた。
建物の中にはいくつも部屋があって、当然廃れていたからほとんどのガラスも割れてたし荒れ放題だったのを覚えている。
そこで俺は見てぞっとしたのがひとつだけあった。

それは無数の包丁が木の板でできた床に刺さっていた部屋がひとつだけあったこと。
それを見て以来不気味に感じてその建物には入らなくなった。

今思い出したんだけどその建物の名前「幽霊アパート」だった。
食堂みたいな造りの部屋もあったから多分病院だとは思うけどI手県M沢市に住んでる人いたら多分聞いたことあると思う。

138: 本当にあった怖い名無し 2005/03/30(水) 17:29:50 ID:3eRACN9D0
私の知り合いの話。その人が深夜1~2時ごろ
彼氏の車で家に帰っている時、帰り道に
公園があってその公園のブランコがキーキー音を立てて
揺れてたから「何かな?」と思ってブランコの方を見たら
2~3歳くらいの女の子がブランコを立ちこぎしてたらしい
後で彼氏に「見た?さっきの」と聞いたら「見た」と
言ったらしい。。。

それは幽霊だったのか人間だったのか…
でも人間だった方が怖い。だって
2~3歳の幼児が深夜2時ごろに公園でブランコ
こいでるなんて怖すぎデス。

170: 本当にあった怖い名無し 2005/03/31(木) 17:44:05 ID:Vq9VhGSu0
1/2

私の元担任の先生から聞いた話。
その先生(T先生とします)が前任していた学校で起きた事件です。
その学校は女子校と言うこともあり、当時は不審者の目撃や体操着の盗難などが多かったそうです。
グラウンドには部活棟があり、その脇には少し離れてトイレがありました。
トイレは昔ながらのくみ取り式です。

ある日、T先生の元へ朝練をしていたらしい生徒が泣きながらやって来ました。
T先生が事情を聞くも、パニックになって話せない様子。
しきりに「トイレが、トイレが…」と呟いていたとか。
どうやら外にある例のトイレで何かあったらしく、その生徒に連れられてT先生が行くと、トイレの個室の壁一面に、排泄物が塗りたくられていたそうです。

171: 本当にあった怖い名無し 2005/03/31(木) 17:45:33 ID:Vq9VhGSu0
2/2

T先生は最近多発している不審者の仕業だろうと警察に連絡。
初めはみんな変質者によるただの嫌がらせだろうと予想していたそうです。
しかし現場検証などを進めていくうちに、T先生は警察の人から「ちょっと」と別室に呼ばれました。
「生徒には話しにくいことなので」
との前置きをされて、その警察が一言。
「あれ、中に人が入ってたみたいだね」

さすがにT先生もフリーズ。
よくよく警察の話を聞くと、便器の脇に手を掛けて上がった跡があり、さらにトイレの汲み取り口からは進入した形跡もあったとか。
壁一面の排泄物は、犯人がトイレから出たときに体についていたものを擦り付けてふき取ろうとして付いたものだろうとのことです。

この話を聞いたときはさすがに寒くなった…。

195: 本当にあった怖い名無し 皇紀2665/04/01(金) 00:26:05 ID:KsMkuVcA0
(1/4)

私は数年前まで中学校の教員をやっていた者です。
学校というところは、大勢の人間が行き来するだけにさまざまな『気』が澱んでゆく場所のようです。
よい意味で清々しい気もあれば、悪意に満ちた気もある…
これはそんなことではないかなという私の体験です。

私が教員になったばかりの頃ですから、今から15年以上前になります。
当時一人の病弱な男子生徒がいました。
先天的に腎臓に障害があり、小学校時代から定期的に人工透析を受ける生活を続けていた彼は、自分の病を正面から受け止めて精一杯生きている少年でした。
「頑張り屋」…当時の彼を知る周囲の一致した評価です。
教室では誰もが自然に、彼に一目置いていました。
体がきつい時でも笑顔を絶やさず、決して人の悪口を言わない。
話も面白いし、友人の悩みごとの相談にものってあげる。

学校を休みがちだったにもかかわらず勉強でも上位の成績を維持していましたし、それを鼻にかけることもない。
誰もが嫌がる秋の恒例行事『駒ケ岳縦走』も、病をおして三年間とも参加するなど、大人の我々から見ても彼の頑張りは尊敬に値するものでした。
それは学校祭も駒ケ岳縦走も終わった晩秋のことでした。

(長くなるので一旦切ります)

196: 本当にあった怖い名無し 皇紀2665/04/01(金) 00:28:57 ID:KsMkuVcA0
(2/4)

ある日の放課後のことです。
部活動も終わり、生徒も下校した6時過ぎでした。
すでに日は落ちて、校舎の中はもちろん外も真っ暗になっている時間帯です。
日直だった私は一人で校舎内を見回っていました。
面倒なので懐中電灯などは持っていませんでした。
築20年を経た古びた鉄筋校舎の明かりは、廊下のちかちかと薄暗い蛍光灯だけです。
当然、教室の中は真っ暗です。

私の担任していた3年2組の教室の前まで来た時、校庭の常夜灯に照らされて窓際の机に人影が見えました。
正直ぎょっとしましたが、やがてそれが彼であると気づいて私は躊躇なく教室に入って行きました。
「なんだ○○、驚かすなよ。忘れ物か?」
そんな声を掛けたのだと思います。
返事はありませんでした。
「電気くらい点けろよ…びっくりするじゃないか。」
言いながら教室の電気を点けました。

(続きます。)

197: 本当にあった怖い名無し 皇紀2665/04/01(金) 00:30:21 ID:KsMkuVcA0
(3/4)

古ぼけた蛍光灯が点るまで、一瞬の間がありました。
見ると、彼は自分の机に座ったまま黙ってこちらを見ています。
私は必要以上に大声になっている自分に気づきながらも続けて彼に話しかけました。
なぜだか、話しかけずにはいられない気分で…
「真っ暗じゃないか。何を忘れたんだ?」
彼はまだ黙っています。
座ったままです。

でもこちらをじっと見ています。
「もう遅いから、早く帰りなさい。あったのか、忘れもの・・」
言いながら彼に近づいていきました。
その時ふっと、彼の表情が変わったように思いました。

(続きます)

198: 本当にあった怖い名無し 皇紀2665/04/01(金) 00:32:49 ID:KsMkuVcA0
(4/4)

「・・何を忘れたんだ」
自分の声が、無残にも尻すぼみになるのが判りました。
そこに居る少年が、いつもの柔和な表情をしていないことに気づいたからです。
それは…厳しい表情でした。
いや、厳しいというより何か「邪悪な」といった表現がしっくりする表情です。
目がすっと細くなり、薄い唇の端が引きつって震えている。
硬い頬に歯を喰いしばったような筋肉のすじが浮き上がり色白の顔には額の血管までもがはっきりと浮き出して見えました。
机の上に置いた白い指が、神経質に震えているのも判りました。
やがて彼は口を開きました。
「はい。もう帰ります。」
「あ、ああ。気をつけてな。」
私が先に教室を出ました。
彼が口をきいたことで何故かほっと安堵の想いが湧き上がった私は肩越しに振り返りつつ彼に話しかけました。
「で、何を取りにきたんだ?」
言いながら振り返ったそこには…誰も居ませんでした。

がらんとした無人の教室。同時に私は思い出したのです。
彼は先週から具合が悪くなり、県外の病院に入院していたことを。
翌日、彼が亡くなったという知らせがありました。

(すいません。続きます)

199: 本当にあった怖い名無し 皇紀2665/04/01(金) 00:35:20 ID:KsMkuVcA0
(ラスト…すいません改行ではねられて、1P分増えました)

そして級友たちに見送られて彼が旅立った葬儀の翌日。
一枚の写真を持って、女子生徒たちが憤慨しながら私のところにやってきました。
それは今年の駒ケ岳縦走での集合写真でした。
「先生みてください、これ!!」
それは山頂で撮ったクラスの集合写真でした。
先日から購入希望を募るため、教室の掲示板に貼り出してあったもの。
青空の下、連なる峰々を背景にそれぞれ思い思いの格好でポーズするクラスメイトたち。
しかしその顔には…画鋲を無数に突き刺した痕がありました。
全員の顔に、ブツブツと乱暴に穿たれた傷痕。
…いや、正確には「一人を除いて」。
ボロボロの写真の中には、彼の笑顔だけがあったのです。
これは私の単なる錯覚に違いないと思いたいのです。

でもあの教室での彼の表情を思い出す度にひやりとするものが私の心に甦るのも事実なのです。

(終わり)

285: 1. アンゴルモア暦6年,2005/04/02(土) 18:13:10 ID:qALk3lBD0
去年の夏の出来事です。
田舎のおばあちゃんの家に1週間くらい泊まりに行っていました。
ある夜少し離れた川原で花火大会があるというのでいとこのお兄ちゃんとその友達に連れていってもらいました。
花火大会は楽しかったのですが、お兄ちゃんの友達の一人に何故か胸を触られたりしたのでとても嫌になってお兄ちゃんに理由を言わず「先に帰るね」とひとりで家に帰る事にしました。
おばあちゃんの家に行くには田んぼに囲まれた道をずっと歩くのですが街灯はぽつりぽつりとしかなく、家もまばらにしか建っていないのでとても暗いのです。
心細かったので少し早足で歩いていると、前方の道の脇に人影が見えました。
ゆらゆらと明かりらしき物も見えます。

わたしはおじいちゃんがお兄ちゃんに電話で知らされて心配して迎えに来てくれたのだと思い「おじいちゃーーん?」と手を振りながら声をかけました。
すると人影は「おーう」だか「おーい」だか声を出したので、やっぱりおじいちゃんだと嬉しくなってかけよりました。
でも、ちょっと走って違和感を覚えました。
ちっとも距離が近くならない。
「おじいちゃん?」また声をかけてみました。
「おー」何か変・・・。
自然に足が止まりました。

286: 2. アンゴルモア暦6年,2005/04/02(土) 18:13:44 ID:qALk3lBD0
あっちに行っちゃいけないという思いが頭をよぎります。
でも怖くて体が動かなくなっちゃいました。
しかも目をそらせなくて格好悪い後ずさりになってしまいました。
すると今度はあちらから「おーー」と声がしました。
こうなってくるともう逃げなくちゃ殺されるとしか思えなくて後ろ向きでその人影を睨みながら走り出すタイミングをはかってました。
動かないと。
走らないと。逃げないと。

ずっと頭の中で考えていると急にひときわ大きな声で「おおおおおおおお」と人影が叫びこちらへ向かってきました。
その瞬間体がふっと軽くなったので踵を返して走って逃げ出しました。
助けておじいちゃん!おばあちゃん!
そんな事を叫びながら走った気がします。
ところが急に目の前に現れた壁のような物にドン!
と当たって衝撃で倒れそうになりました。
ああもうだめだ・・・捕まっちゃう。

するとその壁は両手をわたしに伸ばし、わたしを抱きとめてくれました。
そこからの記憶は飛んでいて気がついたらわたしは道端に座り込んでいて、まわりにはおじいちゃんや近所のおばさんがいて心配そうに声をかけてくれていました。
家に入り先程の事をおじいちゃんに話しましたが最後にわたしを抱きとめてくれた人は居ないそうです。
わたしが道端に座っているのを花火大会から戻ってきた近所のおばさんが見つけてあわてておじいちゃんを呼びにいったそうなので。
今思い出しても凄く怖いです。
未だに暗い道はひとりで歩く事ができません。

292: 本当にあった怖い名無し アンゴルモア暦6年,2005/04/02(土) 19:29:46 ID:Ek7UbIZV0
>>285-286
(((( ;゚Д゚))))コエー
田んぼがある所って該当あっても真っ暗だし静かなんだよな。
お墓参りの時期とかぶってたとか?


引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1112004882/