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908: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/28(木) 03:06:25.42 ID:QnfNMXOT0.net
長いです。 

高校生のときの話。 
母のランニングに付き合っていた時期があった。母が走るのは夜で、危ないから一緒に走っていた。 
二人で走るのが日課になって2、3ヶ月頃。 
季節は夏だったのでTVでホラー番組がやっていた。 
これを見終わったら走りに行こうと、リビングで母とそれをまったり見てたら突然、 
母「まっくろくろすけがTVの下走ってった!」 
「はぁ?」と思った私は「何言うてんねん」とその時は適当に流した。 
番組も終わり、さぁ走りに行こうと二人ともランニングシューズを履いて家の外に出る。 
家は車通りの多い大通り沿いにあって、そのまま緩やかな坂になっている通りを登っていく。夜9時頃でも、ほかに人が歩いてたり走ってたりするような道だ。 
その日は、歩道に出た瞬間からおかしかった。 
足音が一人分多い。 
母と私が横に並んで走っている2、3m後ろから、同じように走っているような足音がついてくる。 
走りながら後ろを振り向いたが誰もいない。 
聞き間違いだなと思った私は、わざと母と歩調を合わせてみた。 
違う。聞き間違いじゃない。 
二人とは違う歩調の足音がやはり後ろから聞こえてきた。 
もう気になって仕方なくて走っている途中何度も後ろを確認した。 
母が「どしたん」と聞いてきたが、「なんでもない」とごまかした。 
家から結構離れたし、今さら戻るのもなぁ…それに怖がらせるのも悪い。 
足音を聞きながらしばらく走り、市役所を少し過ぎて折り返し地点に到達した。 
回れ後ろをした頃にはもう足音は聞こえてこなかった。 
(お~よかった、どっかいったか。) 
と少し安心して元来た道を走る。 
そして、来たときとは逆側にある市役所に差し掛かった。 
無人の市役所は少しの街灯しかなく、暗い。 
通りに面した壁がガラス張りになっているので、非常灯の灯りしかないフロアが見えて結構雰囲気があって怖かった。