1: いちごパンツちゃん ★ 投稿日:2016/05/09(月) 12:17:07.02 ID:CAP
県内の神社で鳥居を建て替える際、従来の木や石製よりも安価な硬質塩化ビニール製にする動きが出ている。
老朽化や地震による損傷などで建て替えが必要になった際、費用は数百万円単位に上ることもある。

神社関係者は「多額の費用を氏子らに負担してもらう雰囲気が薄らいでいる」と認識。
一方、「鳥居は地域からなくせない」との思いも強く、負担が少ない方法での建て替えを選んでいるようだ。

「みんなに、これはいいと言ってもらえてうれしい」。1日に八十八夜祭を終えた千曲市力石の清水神社。
元氏子総代長の中曽根孝一さん(80)は、新しい鳥居への住民の反応を喜ぶ。

 2013年9月、強風でケヤキ製の鳥居の柱2本が折れた。
中曽根さんらが宮大工からケヤキでの再建の見積もりを取ると、約1200万円と出た。
折れた鳥居の一部を再利用しても約500万円になることが分かった。


秋に例大祭があり、2年参りでもにぎわう同神社。
鳥居はなくせないと思案する中、硬質塩化ビニール製の鳥居を作る県外業者があると知った。
相談すると、約200万円でできると分かった。

中曽根さんらは同年11月、力石区約240戸に見積もりを示し、鳥居の材質についてアンケートを実施。
安価な点などから支持を受け、硬質塩化ビニール製で建て替えることが決まった。
約200戸から1万円ずつの寄付を受け、古い鳥居の撤去費を含め約230万円で再建した。

同神社の鳥居を製造した中島ビニール加工(茨城県日立市)によると、
硬質塩化ビニールは水道管素材などに使われ、腐らずさびないので耐久性に優れているとする。
年間100~200基の鳥居を手掛け、県内では松本、伊那、駒ケ根、小諸市などの神社や個人宅から依頼を受けた。

塩尻市広丘吉田の稲荷神社は08年ごろ、道路拡幅工事を機に、傷んでいた木製の鳥居を移転、硬質塩化ビニール製に更新。
費用は木製の半額以下だった。神社は地域の百瀬姓の人が共同管理し、祭りも開く。
更新を担当した百瀬太さん(74)は「鳥居は地域の絆で、なくせない」と話す。

長野市徳間の徳間八幡神社は14年11月に起きた県北部を震源とする地震で石製の鳥居の柱にひびが入った。
当時氏子の筆頭総代だった春日光雄さん(72)らが歴代の総代に相談し、硬質塩化ビニール製にすることを決めた。費用は、約500戸の氏子に寄付は求めず、神社の積立金などから捻出した。

鳥居は昨年9月の秋祭り前に完成し、「祭りに間に合って良かった」と前筆頭総代の田中博美さん(66)。
積立金などで対応した理由について「新しい住民が増え、地元の氏神様という意識が薄らいでいる。
寄付を集めようとしても十分な協力が得られたかは分からない」と振り返る。

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160509/KT160428FTI090048000.php

建て替えで硬質塩化ビニール製になった千曲市の清水神社の鳥居
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