554: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 13:16
洒落にならない程怖い話って訳じゃありませんが・・・。
彼氏の運転で深夜の高速で走ってる時、前方の車の後部座席から後ろを向く形で私たちの事をずっと見ている女の子が居たんです。
ライトに照らされて眩しい筈なのに、微動だにもせずこっちをずっと女の子が見ているので、彼氏が「なんか走り辛いから抜こう」と一度抜き去りました。

で、暫くしてSAで一服する事になり、ベンチでジュース飲んでたら、その女の子が乗っていた車もSAに来ました。
彼氏が「危ないよな、子供をチャイルドシートに乗せないし行儀悪い乗り方も注意しないなんて・・、」と、その車の様子を見ていたら、車から降りてトイレに駆け込んだのは背広を着たサラリーマンの男性だけ。
家族連れってよりは仕事中って感じで、なんか違和感があった。
「女の子は降りて来ないな・・・」
と私達は何故か気になって車の近くまで行って中を覗いた。
ところが子供なんて乗ってなかった。

555: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 13:17
「降りたのは男の人だけだよな?」
「知らない間に出て行ったのかな??」
と、車を覗き込んでいると、そこへトイレから帰って来た背広の男性が私達を不思議そうに見ながら来た。
「あの・・、突然ですみませんが、車にお嬢さん乗せてましたよね?」
「はぁ??、知らないよ、車間違えてんじゃない?」
と無愛想に言われてしまいました。

彼氏は「いいや、確かにあの山口ナンバーの車だ・・、」
しかし色々考えてるうち、私達は見間違いや車を間違えたんだ。と、思いその場を立ち去りました。

でも、気のせいじゃなかったんです。
暫く走っているとトンネルに差し掛かりました。
そこへ右車線から急に私達の車の前に割り込んで来た車。
私達は息が止まりそうになりました、
その車の後部座席にさっきの女の子が・・・・・!!
車も女の子が乗っていた車じゃなく別の車・・・。

よく似た女の子なんかじゃない。
同じ女の子・・・。
ですが、トンネルから抜けるとその女の子の姿は見えなかったのです。
不思議に思いずっと、ずっと、その車の後を走行しましたが、その車の中に子供の影を探す事が出来ませんでした。

後部座席から私達をジッと見ていたあの女の子は・・・・
なんだったんでしょうか・・・。

559: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 13:36
>>554
こわいねぇ・・。
違う車に変わっても出たってことは、
車に憑いてたんじゃなくて、あんた達に憑いてたんだね。

642: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 18:05
私が3年前に体験した話なんですけど、私は安い一戸建てを見つけそこに住むことにしました。
最初は快適だったのですが日がたつにつれて妙な事に気づきました。
私が1階にいるとき上でボソボソと話し声が聞こえるのです。
2階に行って見るんですけど一人暮らしなのでだれもいません。
足音が聞こえたこともありました。

いったい何なんだろう・・・。
と不安は積もるばかりです。
しかもそれは日がたつにつれだんだんとうるさくなっていきます。

643: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 18:06
間違いなく2階に誰かがいる。
私は2階に行って一部屋一部屋チェックしました。
しかし窓は閉めてあるし人が外から入ってきた形跡などありません。
非常に気味が悪かったのですが、その時天井から「ドンドンッ」と叩く音が聞こえました。

まるでここだと言っているようでした。
天井裏に誰かいるのか?
その音の方に言ってみると天井にぽつんと扉があったのです。
業者はこんな所に扉があるなんて全く言ってませんでした。
あまりにも目立たない所にあったので私自身もう2ヶ月にもなるのに全く気づきませんでした。

644: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 18:07
まだそこからは中から叩く音が聞こえます。
非常に怖かったのですが勇気を振り絞って開けるみることにしました。
開けると中から階段が出る仕掛けになってます。

階段を上がって中に入るとかび臭く埃まみれのところでした。
広さは3.5メートルぐらいで物置には出来そうな所です。
周りは前の家の人が置いていったものなのか、誇りまみれの人形とダンボールが何個も置いてありました。

645: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 18:07
しかし誰もいません。
とその時突然誰かが後ろにいる気配を感じました。
後ろを振り返ると、髪の毛が長く赤い服を着てジーパンをはき、顔は髪の毛で見えませんでしたが血だらけのような者が立っていました。

私はびっくりして階段を転がるように下りて逃げました。
そして2階と1階を結ぶ階段を下りている時、さっきの所で階段をドスドスドスッと下りてくる音が聞こえました。

追いかけてくる!殺される!
そう思って私は必死にその家から出ました。
その日は友達の家で泊まる事にしました。
次の日友達と一緒にまた自分の家に戻ってみることにしました。
家を開けようとした前にちらっと2回の窓をみると窓に手を着けてこっちを見ている女性がうっすらと見えました。
私は家に入るのはやめてそのままその日引っ越しました。

635: 12 03/09/02 16:46
ここらでもう一つ体験談を・・・
友達と8人で、多摩川上流(東京都)に遊びに行った時のことなんだけど。
そこは東京都言っても、もう山梨県に近い奥多摩町というところで、信じられないくらい綺麗な川と山々に囲まれたトコなのね。

俺達は以前から予約を入れてあったバンガローに泊まりに来た訳だが今から思えばそのバンガローってのが、ちょっと気持ち悪い雰囲気ではあったんだよね。
まぁ建物自体がかなり古いものだし、これから皆で大騒ぎして泊まるのにおかしなこと言いたくないからね、もちろんその気持ち悪い感覚は胸にしまっておいた。

649: 12 03/09/02 18:26
>>635の続きです
昼飯時についた俺達は、近くのスーパーで買って来た材料でBBQなどを楽しんだあと、バンガローの中で飲み会って流れになった。
男8人も揃うと大騒ぎで、そりゃ滅茶苦茶楽しかった。
飲み続けてると当然、トイレに行きたくなるわけなんだけどそのトイレってのが各バンガローの中に設置されてなくて外に共同便所って形で設置されてるのよ。
いくら酔っていても、ちょっと一人で行くのは躊躇われるような暗さなので(山奥の河原だから当然なんだけど)トイレに行くときは、安全の事も考えて数人で付き合うって感じだった。

そのうち、1人の奴がいないことに俺が気付いた。
「おい!?Aの奴どこいった?」
「あれ?一人で便所かな?」
「ああ・・・そういやさっき出てったかも・・・」
おいおい!!酔って川にでも落ちたら死んいまうぞって事で、比較的酔っていなかった俺が探しに行く事になった。

650: 12 03/09/02 18:27
正直、ちょっと怖かったのだが、他の奴らはヘロヘロだしAの事も心配なので俺は仕方なくトイレから見に行く事にした。
トイレに着くと、4個並んだ個室のうちの1つ奥から2番目のドアが閉まってる。
俺は少しホッとして声をかけた。

「おい!!気分悪いのか?吐いてんのかよ?」
個室からは返事なし・・・
こりゃ中でぶっ倒れてるのかななんて思いながら、「おい!!開けるぞ」ってノブに手をかけたが鍵かけてありやがる、
仕方なく俺はドアをガンガン叩きながら「おーい!!いい加減にしろよ!!ほら!!出てこいよ」

そのとき・・・
ドアの向こうからやっと返事が・・・
「いい加減にするのはおまえだよ!!」
聞いた事ない、いるはずない女の声でした・・・
俺はあまりのことに驚いて、Aの事も忘れて走ってバンガローまで逃げてった。

651: 12 03/09/02 18:28
バンガローに着くとAは何食わぬ顔で皆と飲んでる・・・
気分悪くて河原で吐いて戻ってきたんだと。
俺がさっきの出来事を話すと、皆酔った勢いもあるのか「面白そうじゃんか」「いこぉぉぉぉっ!!」って感じで大盛り上がり。

俺はあんまり行きたくなかったんだけど、ここに一人で残るのも耐えられないので、ついていった。
トイレに入ると、やっぱり問題の個室のドアは閉まってる。
外側からいくらドアをひいても動かない。

「俺が上から覗いてやるよ!!」
1人が隣の個室の壁をよじ登って中を覗いた・・・

652: 12 03/09/02 18:29
「うわ!!!なんだよこれ!!やべぇ~よ!!」
なんだなんだと皆で覗き込む・・・
「なんだこれ・・・」
「・・・・・・・・・・!!」
1人の奴が走り出すと、皆一目散に逃げ出した。
その晩は皆眠れずに朝まで過ごして、早朝逃げるようにして帰った。

トイレのドアが開かなかったのは、内側から板が打ち付けられていたからだった、
そして便器は完全に破壊されていて使用することは不可能、
一番の問題はその個室の壁中にびっしりと貼られた御札だった。

655: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/02 19:05
>>652
乙~ 怖かったよ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

903: コピペ1/4 03/09/04 02:00
高校1年の夏。
その頃俺は体力作りのため、部活の友達と二人で夜ランニングをしていた。
まあそれは表向きの理由で、実際には適当に汗を流したらそこらの公園で休んで、あとはその年頃にありがちな恋愛とか成績とか将来の話をするのが常だった。

その日の休憩地点は、民家の裏の、やや大きな山の頂上にある、小ぢんまりした公園だった。
公園の中には、少し高くなったところに何だかの石碑があって、その周りを歩けるように円く道が作ってあった。
いつも通り話し込み、会話が途切れた頃、俺は何気なく立ち上がって石碑の周りを歩き始めた。
友達も俺の後に続いて歩いてきたが、とくに会話を交わすこともなかった。

ちょうど半周分歩いたあたりで、俺は周囲をとりかこむ茂みの中に人の気配を感じた。
ふと目をやると、茂みの中のベンチに人が二人座っていた。
こんな時間にこんな場所に二人っきりでいるということは、恐らくカップルがデートでもしているのだろう、と、俺は自分達の状況を棚に上げてそう直感した。

904: コピペ2/4 03/09/04 02:01
「行こう」
後ろを歩く友達に急かすように声をかけ、やや早足で、しかし不自然にならぬように、その場を離れた。
友達もすんなり付いてきたので、こいつも気付いたんだな、と思った。

「見た?」
「何を?」
「何をって・・・お前も気付いてたんじゃないの?」
「だから何に?」
「茂みの中のベンチに、人がいたじゃん。二人。たぶんデートだよ」
「ベンチって・・・あんなとこにベンチなんてあったっけ?」
「いや、だって、今あそこに座ってたよ・・・?」
実は俺はその公園に行ったのはその日が初めてで、どこになにがあるのかはまったく知らなかった。
ただ、ああいう場所に人がいるということから、ベンチがあってそこに座っているのだろうと勝手に思っていたのだ。

一方の友達は、近所に住んでいるということもあって、この公園のことはよく知っている。
「ベンチなんてないよ。そんな物置く場所もないし。茂みの向こうはすぐ山肌になってるんだから・・・」
「じゃあ、もう一度確かめに行ってみよう」

905: コピペ3/4 03/09/04 02:02
二人で石碑の方に引き返し、俺はさっきカップルがいたはずの場所を見た。
真っ暗だ。
ベンチもなければ、人もいない。
いや、いたとしても、こちらからは確認できないだろう。

なぜなら、石碑の周りの外灯はみな円周上から石碑のほうに向けて当てられており、夜の暗闇の中では逆光になって、周囲の茂みの方は真っ暗にしか見えないからだ・・・
俺は気味の悪いものを感じ始めていた。
一目だけとはいえ、たしかに二人の人の姿を確認した。
しかし、今こちらから茂みの方を見ても暗闇が広がるばかりだ。

・・・待てよ。
そういえば、あの二人は、いちゃつくわけでもなく、ただ座って、膝に手を乗せて前を向いていたな・・・
こんなカップルがいるだろうか?
いや、カップルに限らず、こんな人間がいるだろうか・・・??

とりあえず俺たちはその場を離れ、今日のことは単なる俺の見間違いだったということにして、その日は別れた。

906: コピペ4/4 03/09/04 02:03
翌朝。
俺のクラスの教室に、昨日の友達がやってきた。
「昨日のことなんだけど・・・」
「ああ、あれね・・・悪かったねぇヘンなこと言い出して」
「いや、違うんだよ」
「何が?」
「だから、あの公園」・・・

なんでも、あの山はそいつの友達の家のものだというのだ。
そいつも昨晩のことが気になっていたのだろう、
朝登校してすぐに、その友達に山のことについて尋ねてみたらしい。

「で、何か判ったの?」
「うん・・・もう10年以上前だけど、あの山で自殺した人がいたらしい」
「自殺・・・どこで」
「・・・昨日の場所で」
「何人」
「ふたり」

それ以来、俺と友達はその山のことを話題にすることもないし、その山に近づいたこともない。


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