272: LEGO 03/09/18 18:00
11年前に一瞬だけ住んだ京都のアパートの話です。
当時、学生だった私はちょっと無理をして風呂とトイレのついた部屋に引っ越しました。
友達に、「女を連れ込むなら風呂トイレ共同はヤバイでー」みたいに言われたからです。

引っ越してきた最初の日、風呂で髪を洗っている最中にふと鏡に目をやると、そこに女が映っていました。
僕の背後で中腰になって鏡越しに僕の顔をジッと見ています。
金縛りにあったみたいに、振り向くことも叫ぶことも出来ませんでしたが、それでも手を後ろにやってみると女の服に触れました。
どうやら、実体があるようですが、それでも怖いことには変わりありません。
やがて、女は立ち上がってドアを開けて風呂場から出ていきました。

風呂を出てから、玄関のドアを調べましたが鍵が掛かっています。
ただ、窓の鍵は開いていました。
部屋の中も調べたのですが、人が隠れるような場所などどこにもありません。
その日は、触った時の感触や、出ていく時の仕草なんかが人間っぽかったし、窓から誰かが入ってきたのかな?と思いました。

次の日、風呂に入る前にドアや窓に施錠したにもかかわらず、また女が現れました。
昨日と同じように、しばらくこっちを見つめた後、ドアを開けて出ていきます。
その間、僕はやっぱり身動き出来ませんでした。
慌てて風呂場から出て戸締まりを確認したのですが、ドアも窓も鍵は掛かったままです。
もうガクブルだったので、すぐさま大家の家に電話しました。

273: LEGO 03/09/18 18:01
大家は僕の話を聞いて、「そんな話は聞いたこともないが…」と言いつつも、「その部屋の前の住民が自殺してるんや」と続けました。
ここへ引っ越して3ヶ月くらい経って、校舎の屋上から飛び降りたのだそうです。
そこまで聞いてひょっとして…と思ったのですが、その住民は男だということでした。

気持ちが悪いので部屋を出たいと申し出ると、1ヶ月以内なら敷金は全額返すということだったので、速攻で部屋を探して1週間後には部屋を出ることにしました。
その間、部屋の風呂には入らなかったせいか、女の姿は一度も見ませんでした。

引っ越しも決まって、荷物の整理(と言っても、大半は段ボール箱に入ったままでしたが)をしていると、押入の下段に背の低い箪笥があるのに初めて気が付きました。
その箪笥と押入の天井の隙間から写真屋の袋が出てきました。
中には写真が25枚とお札が1枚。
写真は全て風呂場の鏡を写したものでした。
カメラを構えた男以外に人は写っていません。
ただ、途中から背後のドアが開いています。
それだけの写真だったのですが、急に背筋が寒くなりました。

もし、写真を撮った人物が自殺した前の住民だとすると、なぜそんな写真を撮ったのか?
彼が撮ろうとしていたモノは何だったのか?
そんなことを考えるうちに、居ても立ってもいられなくなって、その写真を元に戻すと大慌てで部屋を出ました。
以降、オカルトな体験は一度もしていません。

274: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/18 18:49
kowa-

どうしよ、今日もお風呂は入れないよ・・・。

329: 「ネックレス」(東京伝説)より 03/09/19 08:01
1
加藤さんが子供のころ、公園で遊んでいるとジーンズ姿の男が近づいてきた。
見たことのない男だった。
「キミ、これちょっと着けてくれる」
脂っけのない長い髪をした男はビーズのついたネックレスを加藤さんに見せた。
「子供だからね。キラキラしてるときれいだなって思ったよ」
加藤さんが恥ずかしがっていると横にいた友達が男に<私がする>と言ったのだが、男は首を振り、加藤さんがしないならあげないと言った。

「これは特別にオニーサンが作ったんだよ。オニーサンは宝石屋なんだ」
ネックレスには細い線がついていた。
「これなあに」
「電気でピカピカ光からね。今、スイッチ入れてくる。すごくキレイに光るよ」
「やっぱり、私がしたいな」

330: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/19 08:02
2
「だめ…この首がいいから…」
たしか、男がそう言ったことを加藤さんは今でも憶えていた。
<この首がいい>…と。

男は加藤さんがネックレスを着けると<ピカピカ光るスイッチ>を入れに行った。
「そのままにしといてね。壊れやすいから」
男は念を押すように繰り返した。
「したいなぁ…」
友達が呟いた。
加藤さんは不意に外そうと思い、ネックレスを頭から<脱ぐ>ようにして外した。
そしてそばにあった枝の根元にかけた。
「あたし、していい?」
友達が立ち上がり、手に触れた瞬間。
車が急発進する凄まじい音と共にビンビンと空気が鳴った。

331: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/19 08:03
3
枝が激しく揺れると地面に落ち、公園の外までひきずられて止まった。
気がつくとネックレスをかけていた枝が根元からスッパリと落とされたように丸い切り口を見せていた。
ふたりともワッと声を上げると家に逃げ帰ったという。

結局、男は捕まらなかった。

432: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/20 10:34
これはつい最近の出来事なんだけど、俺は友人Yと一緒に東京の奥多摩にある○丸ダムってところに釣りに出掛けたんだ。
そこは釣り場にたどり着くのはちょっとしんどいけど結構いい釣り場で、地元の人間くらいしか来ない場所なんだ。
夜中に着いて日が昇るくらいまで釣るつもりで装備もバッチリだったんだけどその日はなんか釣果が芳しくなくて、竿に鈴付けて放置してYとお喋りしながらまったりと過ごしてた。

その時、放置してあった俺の竿から鈴の音が
「ちり・・・ちり・・・ちりーん」
俺は慌ててあわせたんだが、どうやら逃げてしまったようで引きがない・・・
取り敢えず餌の付け替えをしようとリールを巻き上げ始めると、微妙に何かの感触を感じた・・・

藻でも絡んでるのかな?

433: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/20 10:34
・・・絡んでたのは藻なんかじゃなかった
・・・30cmはある人の髪の毛がごっそりついて来た!!

俺と見守っていたYは声にならない悲鳴を上げ、俺は思わず竿を放り投げた。
しかし、気持ちが悪いとはいえ竿はかなり高価なものなので、仕方なくラインを切って竿だけは確保した。

まだまだ夜明けには時間があったけど、とても続行する気にはなれなくてその後はもう逃げるようにして立ち去ったんだけど、逃げ切ってはいなかったんだな・・・

434: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/20 10:35
帰りの車の中で俺たちはさっきの髪の毛について話し合い、いつの間にかお互いの持ちネタ(怪談ね)を披露しながら走ってた。
そのうちに、なんだか恐怖心も薄らいできて、俺もさっきの事は面白いネタになったくらいにしか考えなくなってた。

しばらく車を走らせてたんだけど、助手席の友人が喋らなくなったんで
「おい!?俺に運転させといて寝てるんじゃねーよ」
と隣を見ると友人は寝てるわけじゃなく、なんだか青っ白い顔しながら窓の外を見てる・・・

「おい!?気持ち悪いのか?」
「え!?い・・・いや・・・あのさ・・・変なこと聞くけど・・・」
「なんだよ!?」
「歩道に女が立ってるんだよ・・・」
「はぁ!?こんな時間にか!?どこだよ?」
「どこっていうかさ・・・ずっと居るんだよ・・・」
「え!?」
「さっきから何回も同じ女が立ってこっち見てるんだよ!!」

435: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/20 10:36
俺はYがまた俺をびびらせようとしてるんだと思いながらも、自然に歩道にやって背筋が凍りついた。
本当にいる・・・
確かにYの言ったとおり歩道に女が立ってこっちを見てる。
俺が思わずYのほうを見るとYは黙って頷いた。

その後日が昇り、町へと出るまでに20回以上その女を見た・・・
もう2人とも無言のままで、地元に帰り着くと俺はYを家の前で降ろしバックミラーを気にしながら(かなり臆病になってた)家まで辿り着き、道具も放りだしてそのまま布団に包まった。
いつの間にか寝込んでいた俺をお袋がすげぇ怖い顔して起こしに来た。

436: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/20 10:37
「あんた!!あのクーラーボックスなに!?」
「へ!?いやちっこいのがチョロチョロ釣れただけだから今日は何も入れて帰ってきてないよ?」
そういいつつクーラーボックスの中を覗くと・・・
俺が釣り上げた「あの髪の毛」がごっそり・・・
ラインを切って置き去りにした髪の毛が・・・

437: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/20 10:39
なんだかその時のことを思い出しながら書き込んだら長文になっちゃってすいません。

322: いたずら電話 03/09/19 06:20
僕の姉の話なのですが、4年ほどまで姉は1人暮らしをしていました。
働いていたせいもあり、1DKくらいの広さのマンションに住んでいたのですが、イタズラ電話が多く困っていたそうです。

初めのうちは、無言電話で、たまにかかってくる程度でしたが、それは徐々にエスカレートしていきました。
その日も会社から帰り、明かりをつけたとたん、電話がなりました。

姉「もしもし?」
電話「...おかえり。」
そうゆうと電話切れてしまいました。

323: いたずら電話 03/09/19 06:21
かなり怖かったそうですが、どうすることもできずにいたそうです。
そして、ある日、飲み会で遅く帰ってきた日もそれは鳴り出しました。

姉「もしもし?」
電話「...誰といた?」
姉「えっ?」
電話「何でこんなに遅いんだ!殺してやる!!」

この電話で、恐怖を感じた姉はストーカーだと確信し、警察に相談することにしたそうです。
この頃、やっと世間でのストーカー危険意識が増し始めた時期で警察の方も大変よく相談に乗ってくれました。
まして、「殺す」という言葉まで言われ、監視されているようなので警官の方が、逆探知の機械を電話機につけてくれたそうです。

324: いたずら電話 03/09/19 06:22
そして、その日も仕事を終え、家に帰ってくるとすぐ、電話が暗い部屋の中に鳴り響きはじめました。
姉があわてて電話にでると、

電話「...ハァ、ハァ」
姉「もしもし?」
粗い息づかいと無言のままです。
姉「誰なんですか?」
電話「...殺す」

その時です。
カバンの携帯が鳴り始めました。
姉は受話器をそのままにし、携帯に出ました。

「もしもし?警察ですが、今からマンションの入り口に来ていただけませんか?今すぐにお願いします!!」
姉はワケがわからず、部屋を出てマンションの入り口にまで行きました。
3~4分すると警官が来て、
「さきほど逆探知が成功しました。」
「ですが、その発信源があなたの部屋なんです。」
警官がそのまま、部屋の踏み込むとクローゼットの中に携帯を持った男がいたそうです。

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