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626: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/08/21(木) 02:38:20.65 ID:lu3hVqRT0.net
近くの公園には紙芝居なんかも来ていた昭和の時代の話。 
夏休みになると近所に蕨餅の屋台を引いたおじいちゃんが必ず来た。 
何か話すわけでもなく、子供達に蕨餅を売って帰るそれだけ。 

小学校低学年だった私は特に不思議とも思わずに、ひんやりした蕨餅を30円で買って食べていた。 
三年生の夏休み、毎年来るおじいさんが来なかった。 
「あれ、こないね。」なんて友達と話していたけれど、特に気にするでもなく遊んでいたら 
通りの向こうに黒塗りの車が止まって、後部座席の窓がすっと開いた。 
車窓から覗いているのは蕨餅のおじいさん。 
あれは確かにあのおじいさん。 

何を思って屋台を引いていたのか、どうして私達を黒いピカピカの車で見に来たのか、今でも不思議です。