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539: 本当にあった怖い名無し 2018/05/07(月) 13:47:00.49 ID:sXVstYCi0
石じじいの話です。

彼は石を求めて山を歩く時に、テントを持参して数泊
することもめずらしくなかったそうです。
ある山でテントで寝ている時に、テントの床(布地)から
ぐっと、何かが背中を突いてきたそうです。
じじいは驚いて飛び起きて床を見ましたがその後何も
起こらない。触ってみましたが固いものはない。
動物でもいたのかと考えて、床を叩いてから
また寝ましたが、いっときするとまた突いてくる。
ぐいっと。飛び起きて見ると何もない。
『背中のツボを押してくれるけん気持ちよかったが、
これが刃物で刺されるかもしれんと思うたらおちおち
ねてもおられんかったわい』
とじじいは考えて、テントから出て倒木の上に座って
一夜を明かしたそうです。
『地べたに座っとっても尻刺されるかもしれんけんね』
『おおごとよ』
朝になってテントをたたんでみると別に変わったところ
はありませんでしたが、バショウと思われる大きな枯葉が
あったそうです。近くにバショウなどないのに。